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『大我〜、遅くなったー』
その言葉とともに2人の男性が教室に入ってきた
多分大我先輩が待ってた方、かな?
『....お取り込み中ですか』
『え、大我いつの間に!?』
『そういうんじゃないから黙って』
私に興味深そうに近づいてくる先輩ひとりと
ドアにもたれかかってこっちを見ている先輩
....え、2人ともかっこいい
『俺とお喋りしたいらしい1年生のあんずちゃんです』
「え、ってだから!もうそのネタはいいんですって!」
『んふふ』
『は?なになに、全くついていけねえんだけど』
よほどあんずちゃんネタにハマったのであろう先輩
腕で口を隠してにひにひ笑っている
『....京本ちゃんと説明して』
ドアにもたれかかっていたイケメン先輩が口を開いた
『さっき言ったまんまだって』
「あ、えっと1年の高橋Aって言います、
えーっと、大我先輩とは.....」
....どんな関係なんだ?
....恋人、なわけないし
....友だち?と言われればいやそれも違う
....ただの先輩後輩か、言葉にすれば寂しい関係だな
助けを求めるように大我先輩を見つめる
『だから言ったじゃん俺のあんずなんだって』
「....いや、えっと....」
『それからーこれが高地であれが北斗』
突然お友達の紹介をはじめた大我先輩
「高地先輩?と北斗先輩?、こんにちは...?」
それからよくわからない挨拶を交わして
大我先輩を迎えに来た高地先輩北斗先輩は3人で帰っていった
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作者名:ダイア | 作成日時:2021年4月11日 21時