第二十四話 ページ27
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翌日、みやびちゃんとその後ろを歩く秀吉くんを見つけて声をかけよう近寄った途端、秀吉くんがいきなり彼女のお尻を触った。
『!?』
私がびっくりしていると秀吉くんは私のことを見つけ、こちらにも近寄ってくる。
『みっ、みやびちゃん…!!』
危機を感じてサッと彼女の後ろに回れば、みやびちゃんは手を広げて守ってくれた。
「おやめ下さい秀吉くん。Aさんが嫌がってるじゃないですか」
『もっ、もう秀吉くんに気を許しません………』
「えぇ!?そ、そんなこと言わんといてや!」
ムッ、とした顔(勿論8割冗談)で彼にそう告げながら教室へ入ろうとすると、皆の話し声が聞こえてきた。
どうやら、昨日の秀吉くんのハッタリ話で持ちきりらしい。
教室からは、秀吉くんは強いだの強くないだの、似たような話ばかりが飛び交っている。
「二人共、今日さ、更にあいつらビビらせたるわ」
「え?」
そう私達に言って彼が教室へ入った瞬間、チャイムが鳴った。
「皆さん、公認旗印が出ました。旗印提出者は…
特進クラスの、豊臣秀吉くん」
『えっ!?』
思わずみやびちゃんと顔を見合わせる。
クラスの皆も驚きの目で秀吉くんを見ていた。そして当の本人はよく分からないステップ(恐らくボックスステップ)を踏んでポーズをとっている。
「秀吉くんが出した旗印はこちらです」
「え!?」
私達は彼の出した旗印を見て驚愕した。
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moka(プロフ) - 前田利家さん» コメントありがとうございます🥰💗面白いと言って下さってとてもやる気が出ますし、何より嬉しいです😭✨前田くんとの関わりも今後増やしていけたらいいな〜と思っていますので是非!! (2022年10月14日 20時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
前田利家 - 小説めっちゃ面白いです。私のおしは前田利家です! (2022年10月14日 14時) (レス) @page5 id: 4149d8455a (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - サナさん» わわっ!!ありがとうございますすぐに直してきます…!私も二人との絡みが欲しいなって思ってたのでこれから色々絡ませられるよう頑張ります!👍✨ (2022年9月29日 9時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 明智くんの、武田くんが、武田うんになってます。上杉との(伊達も!)の絡みが欲しいです。でも、秀吉もいいですよねー。 (2022年9月29日 7時) (レス) @page47 id: cd10ddfe42 (このIDを非表示/違反報告)
moka(プロフ) - コメントありがとうございます〜!私は直ぐ秀吉くんと絡ませてしまう病気にかかっているので凄く嬉しいお言葉.....✨✨️これからも彼と絡むことは多くなりそうです笑 (2022年9月4日 19時) (レス) id: 6967548606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:moka | 作成日時:2022年9月3日 23時