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「相葉くん」
「あれ、潤ちゃんどしたの？」
「Ｏ地区行くんでしょ」
しばらく作業に熱中してたら、今度は潤ちゃんがオレのトコに来て。
潤ちゃんも白衣着てるなんて、今日はやっぱり珍しい日だ。
「行ってる間の薬、調合したから持ってきた……ほい、コレ今回の分だから」
「そうだった！ありがとう！……って、アレ？今回の分、多くない？なんで？」
「リーダーから伝言、『しばらくゆっくりしてイチャこいてこい』だって」
「……え」
「眺めの休暇ってトコらしいよ？その間に、ちゃんと伝えておいでってことじゃない？」
「……えぇ〜？」
潤ちゃんの手元には、いつも出してもらってる薬の１０倍くらいの量があって。
多分、どのくらいＯ地区にいるようになるか分からないからっていう量だと思うんだけど。
「こんな渡されたら、お薬なくなるまで帰ってこなくなっちゃうよ？」
「たまにはいいんじゃない？」
「……そうかな」
「それに、相葉くんもＯ地区で確認したいこと色々あるんじゃないの？」
「うん、それはそうなんだけど……」
「したい事全部やってみたらいいんじゃない？薬が足りなくなりそうなら、ニノ回線で連絡くれればいいから」
オレばっかり、そんなに時間をもらっていいのかなっていう気持ちは、切っても切れなくて。
長時間
「翔さんは気にするような人じゃないの、分かってるでしょ？」
「……うん」
「それに、相葉くんが研究と開発頑張って、やりたい事とか気になる事とか全部解消したらさ、翔さんを外に連れて行ける時が１日でも早くなるって思えばいいんじゃない？」
「……そう、かな」
「うん、相葉くんが相葉くんらしい方が、あの人も喜ぶと思うよ？」
「……そっか」
「だからさ、しっかり羽伸ばして、気になる事全部確認して、改良が必要なら現地で進めて、それを翔さんに伝えてあげて？」
「……うん！」
「じゃあ、気を付けてね」
そう言って微笑んだ潤ちゃんは、なんかかわいくって。
体ごとドーン！ってぶつかったオレに苦笑いしてた。
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黒衣(プロフ) - pandakoさん» コメントありがとうです^^ こんな訳分からんお話を大好きだと言って頂けるなんて…！ありがとうです！書いてる私が迷子になってたのに(笑) そして勝手に私祭り(笑) なにしてもらえるんだろ〜？(笑) こちらこそいつもありがとうです！(*'ω'*) (2019年6月19日 2時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
pandako(プロフ) - どうしましょう。大好きなお話しが終わってしまいました(´；ω；`)寂しい気持ちを埋めるためには、"勝手に黒衣さん祭り"を開催しなければ！寝る間を惜しんで祭りに突入です(*≧ω≦)いつも素敵なお話しをありがとうございます。 (2019年6月18日 14時) (レス) id: 84ef7d4572 (このIDを非表示/違反報告)
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