◇35 ページ35
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あれから２回、相葉くんと子供たちへのプレゼントを買いに行ったり児童館の事務所を借りてラッピングを進めたり。
彼と一緒に時間を過ごす事に抵抗を感じなくなった頃、昌兄のお店の手伝いを、久しぶりに週末にする事になって。
マサキが居ないって事を聞いた時にちょっと安心したりして。
仕事をしながらフロアを覗くと、楽しそうに音や光に合わせて身体を揺らす人達、その人達を上のフロアから眺めて音と一緒に楽しむ人達。
音や光を楽しむ人達も居れば、たくさんの人達が居る場所を楽しみに来ている人達もいて。
楽しむ方法は人それぞれだけど、昌兄のお店を楽しんでくれてる人達を見るのは純粋に楽しい。
ふと空いた時間にフロアやお客様を眺めながら、カウンターに戻ると昌兄も楽しそうにしていて。
昌兄の横に並んでる斗真もカウンターのお客様と楽しそうに会話していて、そういう光景を見ていると、どこかホッとする。
いつもカウンターで話し込むお客様は大体メンツが一緒だから、顔も覚えたし、中には名前も知ってる人も出来て。
そんな事で自分がこの店の一員みたいな気持ちになってくるから不思議なものだ。
昌「A、お前も最近ちょっと落ち着いてきたな…なんかいい事でもあったか？」
「いや……いつも通りだけど」
昌「そっかぁ？いつも通りって感じでもねえんだけどなぁ…ぜってえ何かあったと思うんだけどなぁ…」
「昌兄の気のせいなんじゃないの？」
昌「そうかなぁ…」
斗「でも俺も思ってましたよ」
昌兄の後ろから両手を肩に置いて、ニヤリと微笑みながら斗真が顔を覗かせて。
「だよな」みたいな顔した昌兄と２人して私を見てくるからどうにかして欲しい。
斗「姫、最近可愛くなったよ」
昌「そう、ソレなんだよなぁ…」
「可愛くなるぶんには良いじゃない」
斗「どうして可愛くなったの？って事でしょ…松兄が言いたいのはさ」
昌「ホント…親の心子知らずとはこういう事だよなぁ…悲しくなってくるよ…」
「親じゃないじゃん…」
昌「似たようなモンだ！」
斗「心配になる気持ち分かりますよ…なんか、ココではさ、みんなの姫って感じじゃん？」
「みんなの…ってなに」
斗「悪い男に引っ掛かったりしないかみんなして心配してるんだよ…ってコトだよ」
斗真の隣で昌兄どころかスタッフのみんなまでウンウン頷いていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 392人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» まちゃきー！まちゃきー！(笑) 続き、お待たせ致しました┏○)) お仕事お疲れ様でした！今年１年素敵な年になりますように…♪ (2017年1月1日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» あけましてー(*^_^*) やっぱりそうでしたよー。達兄とも迷ったんですけどね、メインには動いて貰わないと(笑) 安心してもらえて良かったです♪ (2017年1月1日 0時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - まちゃきー！まちゃきー！店であってしまった二人。続きはいつまでも待ちます。黒衣さん、よいお年を！私は出勤です！ (2016年12月31日 8時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - おはよーございます(*´･∀･)ﾉやっぱり、まちゃきですか！もしかすると、たっちゃんのような気もしてたんだけど…まちゃきでよかった( 〃▽〃) (2016年12月31日 7時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*)今回の更新で誰がヒーローだったか分かって頂けたかと…(。-∀-) 続きを楽しみにしてくれてありがとうです♪少し早いですが、良いお年を！ (2016年12月31日 2時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
