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Ｏ「そうだよなぁ…男だよなぁ…担いだ時に…何となく思ったんだよ…」
項垂れた大野がチッと舌打ちをすると、二宮はまるで分かっていたかのようにフフンと大野を鼻で笑う。
Ｎ「あんた、何期待してんですか…ほんとバカと言うかアホと言うか」
Ｏ「バカって言うなよ！それは相葉ちゃんだろ！？おれじゃねえよ！」
Ｎ「今のあんたの状態をバカアホ言わずして何を言うのよ」
Ｏ「うっせえな………」
そんな２人のやり取りに、美しい男性は少し眉毛を下げながらオロオロするばかりで。
その騒ぎのせいで彫りの深い男性の方も目を覚ました。
寝起きが悪いのか、機嫌の悪そうな表情をしながら、美しい男性と同じように大野に視線を送った後、目を泳がせ。
ハッとしたように周囲を見回し、美しい男性を視界に捕えるとベッドを飛び降りて駆け寄った。
？「ショウさん！大丈夫！？無事！？怪我は！？どこも痛くない！？」
軽く叩くようにしてショウと呼ばれた男性の体を焦る様に確かめながら。
異変が無い事が分かると、ふぅ…と大きな溜息をついて彼を抱きしめた。
ショウと呼ばれた男性は、もう１人の男性を困ったように見ながらされるがままにして。
抱きしめられた後、大切なモノを見るような、まるで菩薩の様な微笑みを見せた。
シ「大丈夫だよ、ジュン…どうやら俺達、彼等に助けて貰ったみたいで…」
ベッドから降りようとするショウと呼ばれた男性を制止するかのように大野はベッドに歩み寄り、ふにゃりと微笑んでみせた。
それはいつも、大野が相手を安心させる時によくする表情で、その柔らかさに皆が心を開くとも言われている。
その微笑みに、ショウと呼ばれた男性は一瞬目を大きく開き、ひゅ…と息を吸い。
ショウの様子を見ていたジュンと呼ばれた男性は、何かを探るような視線を大野に向けていた。
Ｎ「安心して下さいよ、取って喰いやしませんから…ワタシら便利屋なんで」
シ「………便利屋？」
Ｎ「そ。その位は知ってるでしょ？」
シ「………あ…あの…えっと…」
Ｏ「ん？知らねえか？便利屋ってこの国じゃあ結構有名だけどなぁ…」
ジ「いや、そうじゃない」
Ｏ「ん？そうじゃないって？」
ジ「俺達、名前以外の記憶が無えの」
今度は大野と二宮が目を大きく開いてお互いを見合わせた。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» 逝ってしまいましたね…ジュンさんのおっしゃるような存在だったと思うので、そりゃあね…書いてる本人が切なくなってましたよ…。ニノちゃんのいろんな場面で傍に居てくれるのは、出来うる限り翔さんが良いな…なんて思ってます。 (2016年11月14日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しのぶが逝っちゃった。ニノにとってはお姉さんのような母のような師匠のような、どれもそうで違うような、大切な人だったのにね。今回もつくづく翔ちゃんが居てくれて良かったです。 (2016年11月14日 6時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 櫻さとみんさん» わ〜！ありがとうございます！朝から雪ですか！そりゃ寒い…Σ(ﾟдﾟ；)体調などお気を付け下さいね？そこそこな(笑)ムロ鍋美味しそうですよね♪た、多彩！う、嬉しい…(;Д;) 頑張ります！ありがとうございます！ (2016年11月5日 13時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻さとみん(プロフ) - 黒衣さま こちらも楽しみに読ませて頂いています。わが地方 朝から雪です(((・・;) 寒いです！ そこそこな(笑)ムロさんのムロ鍋 食べさせて下さい！ 多彩な黒衣作品 これからも楽しみにしてますね(^^)v (2016年11月5日 8時) (レス) id: 05f33a3645 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ムロさん、来ちゃいました。潤くん大好きですからね(笑) しのぶさん、こき使ってますしね。翔さんも潤くんもニノちゃんになんだかんだ甘い(笑) 楽しんでもらえてるみたいで嬉しいです(*>ω<*) ありがとうございます！ (2016年10月26日 1時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月13日 22時
