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キラッキラの笑顔で潤くんから皿を渡された翔ちゃんが、行儀よく両手をあわせていただきますして。
入るのか…？って位の量を箸で持ち上げて口ん中に放り込んで「ふぁふぅ！」ってなってようやく。
俺と翔ちゃんの間におじさんが割り込むように座ってきて、ぶすくれながら潤くんに皿を差し出した。
ム「そう言えばさ…最近、最下層で流行ってるヤツの話、聞いてる？」
皿の中身をつついてるおじさんが、眉間に皺を寄せて唇を尖らせてて。
潤くんが片眉だけをピクッと動かした以外、相葉さんも「ナニソレ？」な顔してるし、翔ちゃんは鍋に夢中だ。
きっとムロさんが今からしようとしてる話は、このおじさんがジジイの所に行った時、聞かされた話と同じだと思う。
おじさんは半月に１度から２度、今請け負ってる仕事の経過報告とか、完了した仕事の報告に行っていて。
その時にジジイに聞かされたんだけど…と、最近の最下層のイヤな噂話を俺達に聞かせてくれた。
ヤバいクスリ。
クスリ…と言って良いのか分からない類のモノではあるけれど、ソレの噂がここ数年で急速に広まってるのは間違いじゃなくて。
そのせいでおかしくなった奴らが犯罪に手を染めるケースが増えてる…って、顔見知りになった刑事さん達が言ってるのを耳にした事もある。
警察の方でもそのモトは辿れて無くて、どうやって流通してるのかも未だ分からないらしい。
ム「元締めやってるヤツが、どうやら中央の出身者らしいんだよ…」
ムロさんの言葉にドキリと胸が鳴る。
そう思ったのは大野さんも一緒だったらしく、横目でチラリと俺を見てきた。
確かに。
今まで知り合いになる機会もなかった中央出身者が、ここ数カ月で２人もいれば。
それを怪しく感じるのは仕方のない事だし、俺達の職業柄…っていうのもあるだろう。
それでも「あの人は違う」と俺が感じてしまうのは、距離が近くなり過ぎてしまっているからかもしれないし。
機械やシステムの知識ばかりしか持ってない…って事を知ってるからかもしれない。
Ｏ「………気ぃつけろよ」
周りに聞こえないように、俺だけに聞こえるように言われたそのセリフは。
大野さんの気遣いだ…って事もなんとなく分かって。
怪訝そうな顔をしていた翔ちゃん達に、俺は気付かないフリをした。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» 逝ってしまいましたね…ジュンさんのおっしゃるような存在だったと思うので、そりゃあね…書いてる本人が切なくなってましたよ…。ニノちゃんのいろんな場面で傍に居てくれるのは、出来うる限り翔さんが良いな…なんて思ってます。 (2016年11月14日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しのぶが逝っちゃった。ニノにとってはお姉さんのような母のような師匠のような、どれもそうで違うような、大切な人だったのにね。今回もつくづく翔ちゃんが居てくれて良かったです。 (2016年11月14日 6時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 櫻さとみんさん» わ〜！ありがとうございます！朝から雪ですか！そりゃ寒い…Σ(ﾟдﾟ；)体調などお気を付け下さいね？そこそこな(笑)ムロ鍋美味しそうですよね♪た、多彩！う、嬉しい…(;Д;) 頑張ります！ありがとうございます！ (2016年11月5日 13時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
櫻さとみん(プロフ) - 黒衣さま こちらも楽しみに読ませて頂いています。わが地方 朝から雪です(((・・;) 寒いです！ そこそこな(笑)ムロさんのムロ鍋 食べさせて下さい！ 多彩な黒衣作品 これからも楽しみにしてますね(^^)v (2016年11月5日 8時) (レス) id: 05f33a3645 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ムロさん、来ちゃいました。潤くん大好きですからね(笑) しのぶさん、こき使ってますしね。翔さんも潤くんもニノちゃんになんだかんだ甘い(笑) 楽しんでもらえてるみたいで嬉しいです(*>ω<*) ありがとうございます！ (2016年10月26日 1時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月13日 22時
