[カゲプロ×１２歳]ずっと一緒[カノキド，セトマリ]

友達のお誘い ページ12

キドside

あぁ…暇だ…
何時もは家事してるから｢休む時間が欲しい｣と思うが今は何かする事が欲しい。となりの席になったカノは男子と遊びに行ったし、取り敢えず眠い…

｢キド!!あのね友達が出来たよ!!｣

｢…ん…？｣

眠くて自然と下がっていた顔を上げる

其処には目を輝かせているマリーと周りには女の子が３人。
３人か、さんにん…

｢３人!?｣

え、こんなにも早く友達って出来るものか!?あの数分で…しかも人見知りの究極系のマリーが!?

｢え、うん友達出来たの!!この子達が最初に話し掛けてくれて!!｣

あ、やっぱりそうだよな人見知りの究極系のあのマリーが人に声を掛ける奇跡があったのはコノハのとき位だ

｢私、人見知りじゃないもん！ちょっぴり人が苦手なだけだもん！｣

｢マリー、其れが人見知りだ。というか俺が思ったこと声にでてたか？｣

｢うん!!はっきり言ってたよ!!｣

｢そうか…(マジか…)其れで俺に用事があって来たんだろ？｣

嘘だろ全部声に出てたのか…(まだ引っ掛かってる)←

｢あ！そうそう、はなびちゃん、ゆいちゃん、まりんちゃんがキドと友達になりたいって！｣

｢え…そいつらが…俺と…｣

嬉しい…！
正直シンタロー(友達０)みたいになるんじゃないかって不安だった…こ、此れでシンタロー化は免れだ！
でも本当に良かった…怖がられてるんじゃないかって思ってた

するとその中のツインテールをした子が口を開いた

｢あの私達、つぼみちゃんとマリーちゃんがかわいくって美人で、凄い友達になりたいなーって思ってたの!!だから友達になって欲しくて…｣

少し遠慮がちに言う。
いや…それよりも先に
さっき何て言った？
可愛い？美人？つぼみちゃん？

｢………………なる////｣

いや俺は何照れてるんだ…しかしこの…はなび、ゆい、まりんとは良い仲になれそうだ
俺は恥ずかしくて小さな声で言った。しかし

｢えと、キド今なんて？｣

こうやって肝心なところで大体声は届かない…
仕方ないからもう一回言う。

｢なる…友達に…俺もなって欲しい｣

すると皆驚いた顔をした

｢え…ヤッタ〜〜！｣

そしてその顔は一瞬にして笑顔になった

｢その代わり…


つぼみちゃんはちょっと…キドって呼んでくれ｣

先ずはここからだ

｢え？！つぼみちゃんって云うのがかわいんじゃない！｣

駄目だった

ちょっとした心配事→←新しい友達！

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