【黒子のバスケ】桐皇学園バスケ部のマネージャーって胸でかいよね！！！

STORY12 ページ14

〜貴女side〜


久しぶりに学校をサボった


慣れていた学校生活に終止符を打ったのは私なのに、何故か居心地が悪い


何でだろう？


広い空間の中に独り･･･


反射的に嫌なことを思い出す


私が自分の事を嫌いになった理由。
私が他人から距離を置いた理由。
私が不登校になった理由。


開けられたはずの扉が、また閉ざされる


ちらりと見えた彼らの顔


頬に涙が伝う


貴『なんで･･･っ！
今更になって、思い出すのよぉ･･････っ！！』


ああ、悟李さま


あなたは何を知っているのですか？


貴『思い出したくないのにっ！！！』


ひたすら物に当たる


皿にイス、壁に扉。


失ったものはもう戻らない


改めて思い出した


人なんてものは所詮 独り


友達なんて言っても、家族なんて言っても、所詮 自分以外は他人なんだ


貴『･･･････････････』


私の涙と同調するように、外には雨が降っていた


続

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