12.夢 ページ13
どんどん視界が黒く塗りつぶされていく
黒
それが今私の目の中に映っている色
孤独で寂しい、悲しい色
目を開けても瞑っても黒黒黒
夜は嫌い
黒が私を覆ってしまう
どんなに走って逃げても覆われる
闇の中に入ったら帰ってこれない
怖いよ
助けて
・
・
・
○○
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貴)っはっはぁ、、、
うなされて起きた、、
汗、ベタベタする
気持ち悪い
仕方なく体を起こす
かなり久しぶりに見た夢
貴)ここにきて、初めて、か、
私の世界は白黒にしか見えない
記憶をなくす前は見れていたもの
色がどんなものかはわかる
だけど、私の目には映らない
世界が真っ白になることはほぼありえない
だが、夜は黒
漆黒
貴)昨日は銀さんに迷惑掛けちゃった、謝らなきゃ
銀さんの手、大きくで細くて綺麗な指だった
そんな想像だけで、少し顔が火照る
それと裏腹に暗い感情も芽生える
そろそろ、みんなに言わなくてはいけない時が来るかもしれない…
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作者名:みんと | 作成日時:2016年2月1日 20時