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23. 安井謙太郎side ページ23

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俺だけ、ラジオの契約上

みんなより長めに残ってから退所した




そしてこの退所のタイミングが

俺だけ遅かったことから、次に再始動をしたとき

数ヶ月、俺は公の場に出ることはできなかった




でも全ての7人のイベントに俺は出向き

そしてプロデューサー的役割として裏仕事をした




俺なしで始まったイケダンMAXも

プロデューサーとして全てスタジオへ行き

時には鋭くダメ出しもした






「安井くんと早くカメラの前に立ちたい」






ある日ポツリとつぶやいたAのこの言葉。


ごめんな。あと少し待ってな、と頭を撫でた。








そして時は来た








ー5月22日








YouTube生配信で俺は7人と共に再始動を始めた





あまりにも緊張した配信が終わり

その日は8人みんなでご飯へ行った






安井「まさかこんな世界が来るなんて思わなかった

みんなのおかげ、本当にありがとう

ありがとうしかない。ありがとう」






乾杯の前にそう言うと、みるみるうちに

みんなの目に涙が浮かんできて



それは俺も同じで





諸星「こっちこそありがとー!」


長妻「ありがとー!!」






みんなが投げてくるヤジにまた涙腺がやられて






安井「これからまたみんなで、

最高の人生、歩んでいきましょう」



森田「よっ!!!」


「ずっと一緒!!!!」







あー最高のメンバーだなと






安井「では!!!!かんぱーいっっ!!」

「「「かんぱーい!!!」」」






グラスを合わせる頃には涙によって

辺りがすべて歪んで見えた




俺を含め8人全員の目から溢れる大粒の涙は

再開を喜ぶ幸せに溢れ出たもの







安井「おいモロ!

モロのグラス、涙でびちょびちょじゃん!!」


諸星「これは水蒸気だわ!!」






みんな目を真っ赤にして泣きながら

ふざけることも忘れず、ゲラゲラ笑った





これ以上ない、最高の嬉し涙だった

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- とっても、面白いです! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 49efc44e7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:barumi | 作成日時:2020年8月16日 23時

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