第62話 ページ29
翌日
朝ごはんを食べて、準備を進める。
動きやすい服に、腰のベルトにはじいちゃんが作った本物そっくりの偽物のナイフ。
じいちゃん本当すごいね。
イタズラでだけど、頭が働くのはじいちゃんに似たかな←
さぁて、もう直ぐで予定の時間だ。
一応防衛省の烏間先生には昨日、連絡を入れたから来るはず。
呼んだ時間は、アサシンとの予定の30分後。
この時は、私が死んでるか、私がアサシンを取っ捕まえてるか。
前者はなりたくないね。
さぁ…殺るか!
外に出て、しばらくするとアサシンか1人やって来る。
「ほぅ…ちゃんと1人で来たか」
爽「当たり前でしょ。みんなに手出しはさせない‼」
「1人ぼっちのなのにか?ハッ笑えるな」
爽「いや…もう1人じゃない…
…僕には…大切な人がいるんだ‼」〈シャッ〉
偽物ナイフを振りかざし、脅しをかけるも相手は全く動じない。
そんなことより、僕の方が劣勢だ。
この状況が続くと、確実に押し切られて…
爽「(殺られる‼)」
殴られて、吹き飛ばされ意識が朦朧とする。
痛みが走り体が起こせない。
その時、相手がニヤッと不敵な笑みを浮かべた。
ここで…ここで僕が殺られたら、赤羽や堀部、前原にも被害が出る。
ここで、僕が止めないと!
その時、ふと名案が浮かんだ。
そうだ、形成逆転できるあの技…!
『猫騙し』
アレだっ‼
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅葉さくら餅 | 作成日時:2016年8月23日 20時