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必殺技 ページ37

銀「……ブッ」

「は、」


あっはっはっはっ!!と、盛大に吹き出しては爆笑し出したソイツに開いた口が塞がらない。何を笑ってやがるんだコイツ、本気で斬ってやろうかと血迷うほどに頭に血が上る。


「何を笑ってるのかしら白夜叉さん…?」


羞恥のあまり顔を真っ赤にしながら私は右手を握り締める。斬るのは流石にダメだが一発殴るくらいは許されるはずだ。いや、そうしないと気がすまない私が。


銀「いや、悪い悪いもう笑わね……ブッフ」

「うああああくそオオオオもう知らない!!銀時なんかもう知らないからね!!」


再び吹き出して肩を震わせるソイツに背を向けてすたすたと歩き去る。クソが。一回死んでくるといいわ。


銀「悪かったって…ぶ、……いや、別にバカにしてる訳じゃ…ふ、」

「所々笑いが漏れてるから!!」


涙目で笑いを堪えているらしいソイツにいい加減膝蹴りを食らわせたいと思うのだがいいだろうか。いいよね?いいと言ってお願い。


「何よアンタ……人が折角言ってやってんのに。ハイハイ私が間違ってましたよ。白夜叉さんを私なんぞが護るなんて100年早かったですよ〜だ」

銀「だからそうじゃねーっつの」


まぁ銀時は私よりも強いよ。私まだ一回も剣術で勝てたことないし。でも、私だって強くなったんだ。そんな笑われたらそりゃ拗ねたくもなる。が、違うと否定したソイツに私はジットリとした目線を送る。


「じゃあ何なのよあの笑いは」


そう怒んなって、と、ヘラヘラ笑うソイツは、私をピッと指差すと続けた。


銀「つーか、俺から言わせて貰えばそりゃこっちの台詞だ」

「…何が?」

銀「無茶すんなって話」


お前昔から無茶ばっかだったろ、と苦笑いを浮かべる銀時。


銀「いきなり刀ぶん投げたと思ったら素手で戦い出すわ、そうかと思ったら落ちてきた刀キャッチしてたりとか、あの戦場であんな無茶なマネしてたのはいくらなんでもお前だけだったし、俺もヅラもそれにゃハラハラしてたもんよ」


あぁ、と私は思い出す。確かそれは土方さんと戦った時にも使った技だ。


「だってアレは私の必殺技だもん」


私は女だから、どんだけ頑張っても銀時みたいにはなれっこない。だからそれくらいのイレギュラーをおかして相手の隙を作らなきゃ勝てないんだ。


銀「アレなんつったっけか。ミラクルファイナル…」

「やめろオオオ!!!」


と、ソイツは昔の私がその必殺技につけた幼稚でダサすぎる名前を喋ろうとするもんだから慌てて黙らせる。

若かった→←得られたものなんて


銀魂!ラッキー敵キャラクタアアア!!!

神威


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設定タグ:銀魂 , 土方十四朗 , 真選組   
作品ジャンル:アニメ
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獅子の子(プロフ) - 喜んで頂けて幸いです♪ (2017年6月3日 21時) (レス) id: d0488b3ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - 獅子の子さん» わわ!こんなにたくさんありがとうございます!!私じゃ考え付かないような素敵なタイトルばかりで目から鱗というか…!!どれにするか迷っちゃいますね…!!ありがとうございました!続編も全力で行かせて貰いますので、よろしくお願いします! (2017年6月3日 18時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - のではないかと考えてつけました。長ったらしい説明の割には低クオリティで申し訳ないですm(_ _)m 続編のストーリー、楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2017年6月3日 13時) (レス) id: d0488b3ee5 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - 「紅」とつくので…… 最後、五つ目はこれまた夢主の通り名「舞姫」に由来しますが「舞」というその言葉は美しく聞こえるものの、夢主の「舞」はそうじゃない。幾千もの命を斬ってきた忌まわしき舞、穢れた舞だということを夢主自身がそう思ってしまっている (2017年6月3日 13時) (レス) id: d0488b3ee5 (このIDを非表示/違反報告)
獅子の子(プロフ) - また、二つ目は二人が打ち解ける(心を許し合い、互いに気にかける)中で枷になる、夢主のじょうい戦争時代と、土方さんがミツバさんを突き放した過去、二人の過去が関係してくることをイメージしました。三つ目のイメージは二つ目とほぼ同じですが、夢主の通り名に (2017年6月3日 13時) (レス) id: d0488b3ee5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピピコ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/pipiko1030/  
作成日時:2017年4月29日 20時

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