((君の笑顔で)) ページ11
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太輔「それだけじゃねーだろッ!!」
宏光「うっせーんだよ。お前も同じだろ」
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ドア越しで聞こえる声。
あきらかにミツと太ちゃんの声で凄く怖い男の声。
ドア一枚の奥で繰り広げられている喧嘩は
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全部あたしのせい。
そう思ったら居ても立ってもいられなくなった。
宏光「俺が先行くから、ここで待ってろ」
そう言われたのに、
一刻も早く誤解を取り消したくて記者が居る入り口まで走る。
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本当は、ちょっと嬉しかった。
ミツがあたしを支えた拍子に抱き合っちゃったこと。
でも、みんなの仲があんなになるなんて思わなかった…。
あたし最低だ。
勝手に舞い上がって、みんなに迷惑かけて。
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ウィーン
自動ドアが開いた瞬間、記者達のカメラのフ
ラッシュに目の前が白くなる。
「まぶし…」
手でフラッシュをさえぎる。
「北山さんとどういう関係ですか!?」
「メンバーでの恋愛は禁止ですよね!」
記者に詰め寄られ、危機感を感じ焦る。
「えっと…」
どうしよう。
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「だから
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宏光「だから俺達付き合ってません」
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((これだけの人が笑ってるのに))→←((突然の知らせ2))
*..ラッキーメンバー..*
二階堂高嗣
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作者名:真中ユウ | 作成日時:2013年2月28日 21時