【ワールドトリガー】彼女は、きっと強くなる

12話 ページ16

出水 side

今、ちょうど会議が終わった。
それにしてもあのネイバーが俺たちの高校に来るなんて。
秀次めっちゃ睨んでる。
忍田本部長があのネイバーに寝る場所どうするかって聞いてる。

ヒロ「立ったまま寝るので大丈夫です」

ヒロ「それが “ 普通 ” じゃないんですか？」

普通？

忍「・・・ここでは、ベットというものを使って寝るんだ」

ヒロ「聞いたことあります、見たことはないです」

忍「そうなのかい。
それで今夜はどこに泊まらせますか、城戸司令」

城「そうだな・・・今日は出水隊員の家でいいのではないだろうか」

出「！？」

忍「そうですね、A級一位太刀川隊のメンバーがいいですね。
慶には任せられないし、常識人である出水くんに」

太刀川さん、あんた信用されてませんよ。
それより俺の家に！？

米「・・・どんまいww」

おい槍馬鹿、笑うんじゃねぇ。

出「俺なんかより、風間さんとかの方がいいんじゃないでしょうか？」

鬼「風間も忙しいんだ、特に太刀川のことでな」

風間さん、すみません。
でも俺の家って・・・。

城「久龍、君は料理になどできるか？」

ヒロ「はい、ある程度はできます」

米「よかったじゃねぇか、お前一人暮らしで毎食コンビニだろ？」

出「毎食は言い過ぎだ！」

鬼「それじゃ、ちょうどいいな」

いやいや、ちょっと待ってくださいよ。

忍「ですが・・・」

さすが忍田本部長！

忍「ですが、部屋の数が足りないのでは？」

部屋の数！？

米「出水の家、一軒家で部屋めっちゃ余ってますよ」

おい、槍馬鹿勝手に答えるな。

迅「まぁ、頑張れ公平」

迅さん笑ってないで助けてくださいよ・・・。

風「出水、お前ならできる」

風間さん！(泣)

風「・・・多分な」

風間さん(泣)

鬼「それでは久龍、貴様にはこれをつけてもらうぞ」

そう言って、鬼怒田さんは紅色のブレスレット？を久龍につけた。
鬼怒田さんが説明していると米屋が何かのボタンを押した久龍が苦しみ始めた。


出水side 終了

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