お前らまじで目覚ませや【鬼滅の刃】

# ページ38

Aside



『私は、白蝶Aです』

紅「私は紅華恋歌です。」

冨「....お父さんを助けれなくて、すまなかった」

悲「我々が....もう少し....もう少し早く来ていれば...」




....




『.....救えた命があるならば、それでいいと思いませんか？』

冨・悲「！！！」

『もし、貴方方がそもそもここへ来ていなければ、私....いや私達は生きていませんでした。』

紅「....冨岡さん、悲鳴嶼さん」

紅『来てくれて、ありがとうございます』ｽｯ


深く、頭を下げる。


冨・悲「！！！！」

冨「(....泣きたい筈だろう？
何故そんな顔ができる)」

悲「(大人でも、こんなこと滅多にしてこない....
むしろ....怒鳴られる時もある....それなのに...)」

紅「....急にすみません。貴方方は一体....」


"何者ですか"と聞きたいのだろう。


冨「....いいのだろうか」

悲「お館様からはこの村の者であれば話していいと特例が出ている....」

冨「....我々は、"鬼殺隊"だ。」




きさつたい？





？「失礼する」ｶﾞﾗｯ


白色の髪の毛を三つ編みで結んでいる女性が入ってきた。


「『！！！』」

？「....手術が終わった。あの女性の親族だな。
ついてこい」

『はい』ｽｯ

紅「....」ｽｯ


〜移動中〜


『お母、さん？』

真「！！！A....！！恋歌ちゃん....！！」

『よ、かった....無事、だったんだ....』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

紅「真理さん....！！！」ﾂｰｯ


思わず地面に座り込む。


紅「あの、あなたのお名前は....？」

有「....私は有銘(ｱﾘﾒ)せちか。
そこの女性にはもう話をした」

『？話....？』

有「.....お前のお母さんの腕は、もう戻ることはない。ただ、"義手"を付けないのなら、の話だ。」




義手....？




有「たまたま、医者を助けたことがあってな、
その時に、義手と言うものをもらった。
それと技術も。
流石に義手を作る事はできない。
あと1本ならあるんだが....」

『....お母、さん』

真「私は嫌よ。
鬼殺隊について話を聞いたけれど、この人達は
"人を救う"ことができる。
そんな人達のためにも、これは私のために使うべきではないわ。」

「「！！！」」

『....お母さんがそう決めたのならば、私は止めないよ』



有「....本当にお前から言うのか？」

真「....えぇ、有銘さんから言うのは辛いと思うし、ね？」ﾆｺｯ




話....？




『話って....』

真「...二人とも
今から話すこと、よく聞きなさい」

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