風間さん1 ページ32
燐様、リクエストありがとうございます。
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私は、望さんの家に居候させてもらっている。
そして、望さんは二十歳でボーダー隊員で、お酒も飲めますし そして、沢山の同年代や先輩もいらっしゃる。
何を言いたいかというと、
いま目の前ではどんちゃん騒ぎとは言わないかもしれないけど、飲み会いわゆる宅飲みが行われている。今までは行われていない、慣れないことに戸惑いながらもいろいろなお酒や御つまみ等を机に並べていく
最初はいつもはいないからと言ったり、未成年だからといった理由でか沢山しゃべりかけられたのだけども、今は。
「皆さん、風邪ひきますよ…」
誰も起きていないでソファーや床で眠ってしまっている。
洗い物を片付けて、一人一人に毛布やタオルケットを掛けていく
あ、この人眠ってるというよりはなんか気絶してる?不思議に思って目の前に置かれている皿を見ると納得してしまった。だって、望さんの失敗作が置いてあったから……これは食べてはいけないやつだから
かなり遅い時間だから、多分皆さん泊まっていくんだろうな・・・・朝御飯どうしようかなぁ。
人数分買っておいたペットボトルの水を近くのテーブルや机に置いて
自分の部屋に戻って、勉強をするのだけど‥‥身に入るわけもなく。
気分転換として、近くのカーディガンとギターを手に外にソロリと出た。
「サッむい…もう少し温かいの着てくるんだったかも。」
外に出ると冷たい冬の風が頬を撫でる。空にはたくさんの星が輝いている。
お隣さんは…そういえば結構にぎやかだったから多分飲み会のはずだから、少しくらい音出しても大丈夫だよね?
アパートの前の丁度座れるくらい、花壇のようなものに腰を下ろして
ギターのチューニングをする。
「おい、こんな時間に何をしている。」
いつの間にか、私の目の前に一人の男性が立っていた。
「子供はもう眠る時間だろう?」
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あ - 号泣でした (7月24日 12時) (レス) id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 最初の方を読んでたときは、加古さんと双葉ちゃんに出会って助けられていく話だと思っていたけど、そこからシリアスな展開になっていって想像を覆されたので面白かったです。 (7月24日 12時) (レス) @page26 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとうございます!よく3姉妹で比べられていてこの作品は思い改めて話し合うきっかけになってくれたし心を軽くしてくれて本当に感謝してます一つの作品としてもとても面白かったです!個人的にbatEND好きなのでこれはこれで良かったなと思いますし感動しました! (2023年4月10日 4時) (レス) @page29 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
優璃 - なんかもう色々起こり過ぎて泣くことしかできませんでした。私も東大に通う姉がいてよく比べられます。凄いことくらい知ってるから自分のことも見てほしい気持ちもすごく納得できました。私もこの小説の主人公の様に「私は私」という言葉を思い出して頑張っていきます。 (2022年8月13日 0時) (レス) @page29 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
杏里 - 久しぶりに何回も泣きました。iPadのケースの上にたくさんシミが出来ました。私もよく比べられます。この小説を読んで自分に向き合うことができました。 (2021年8月21日 18時) (レス) id: 5e2264f03f (このIDを非表示/違反報告)
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