カゲさん1 ページ29
月花様、リクエストありがとうございます。
設定では、カゲさんとの約束を守ったという感じにいたします。
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‥‥なんでこうなったのでしょうか。
休日のお昼になろうとしている時間帯。望さんは、大学に行ってレポートを提出しに行ったため何を作ろうかな、と考えていると
前食べた、お好み焼きを思い出した。そういえば、カゲさんと約束してたっけ・・・
うん、今日は外食に行こう。勿論行先はカゲさんの家
カゲさんのお兄さんっぽい感じを思い出し、なんとなく頬が緩んでしまった。
お店の中に入ると、香ばしい香りが鼻をくすぐる
「らっしゃいませ…んだよ、Aかよ。」
「お久しぶりです。カゲさん。」
奥から出てきた、カゲさんは私の顔を見て眉間にしわを寄せた。酷くないですか。
「顔しかめないでくださいよ。今日は昼食食べに来たんですから、一応は客なんですけど。」
「うっせ、適当なとこ座っとけ。後で俺も行くからな。」
頭をぐしゃっと撫でて、厨房へと入っていく
来てくれるんだ…なんて思いながら奥の座敷のほうに行った。正直かなり嬉しかったりする。
「オラ、水。何食うか決まったか?」
いきなり、ドンと水をおいて正面に座ってきたカゲさん。雑・・・
「痛い、です。なんでいきなりデコピンしてくるんですか…」
確かに雑って思ったけどデコピンは痛い。されたところを摩っていると、冷たいものを押し付けられる。いきなりすぎて、また驚く。
「んな大げさに、痛がんじゃねぇよ。…これで少しはマシだろ。」
冷たいものは水のコップで、それを手にもってオデコに当ててくれている。本当に優しいんだけどな…
「ありがとうございます。この間頂いたやつお願いします。
お手伝いしなくてもいいんですか…?」
お願いすると、通路に居るお母様に声を掛けて自身は水を飲んでいる。
「ア?別にいいんだよ。俺もまだ昼めし食ってねぇし、ちょうど休憩入ったとこだったからよ。
それにお前も来てるしな。」
とことも無さげにいう。なんでそんなにさらりとかっこいいこと言うのかな・・・少しだけ特別扱いされたみたいで嬉しくて小さく笑うと 気味悪ィ と言われる。失礼
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あ - 号泣でした (7月24日 12時) (レス) id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 最初の方を読んでたときは、加古さんと双葉ちゃんに出会って助けられていく話だと思っていたけど、そこからシリアスな展開になっていって想像を覆されたので面白かったです。 (7月24日 12時) (レス) @page26 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとうございます!よく3姉妹で比べられていてこの作品は思い改めて話し合うきっかけになってくれたし心を軽くしてくれて本当に感謝してます一つの作品としてもとても面白かったです!個人的にbatEND好きなのでこれはこれで良かったなと思いますし感動しました! (2023年4月10日 4時) (レス) @page29 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
優璃 - なんかもう色々起こり過ぎて泣くことしかできませんでした。私も東大に通う姉がいてよく比べられます。凄いことくらい知ってるから自分のことも見てほしい気持ちもすごく納得できました。私もこの小説の主人公の様に「私は私」という言葉を思い出して頑張っていきます。 (2022年8月13日 0時) (レス) @page29 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
杏里 - 久しぶりに何回も泣きました。iPadのケースの上にたくさんシミが出来ました。私もよく比べられます。この小説を読んで自分に向き合うことができました。 (2021年8月21日 18時) (レス) id: 5e2264f03f (このIDを非表示/違反報告)
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