オマケ121 ページ25
迅 悠一side
木虎に渡された、Aちゃんからの手紙を読み終えて
俺はなんて思ったらいいかわからなかった。
あの時言った
「じゃあ、真剣な話をするよ。
Aちゃん、君は。このままだと、近々起こる大規模な抗戦で最悪死ぬ。良くても、足が無くなるよ。」
最悪の事態になって、俺は助けられたかもしれない命を切り捨てて被害を最小限に抑える未来を選んだ。なのにありがとうって言われて、それに謝られて、どうすればいいんだろうな こういう時って。
支部の屋上で、空に向かって話しかける。
「Aちゃん、お陰で結構被害も少なかったし地味にいい未来にたどり着いたと思うよ。けど、ごめんな。わかってたのに助けられなくて、ホントにごめん。
ありがとうな。」
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あ - 号泣でした (7月24日 12時) (レス) id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 最初の方を読んでたときは、加古さんと双葉ちゃんに出会って助けられていく話だと思っていたけど、そこからシリアスな展開になっていって想像を覆されたので面白かったです。 (7月24日 12時) (レス) @page26 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無%(プロフ) - 完結おめでとうございます!よく3姉妹で比べられていてこの作品は思い改めて話し合うきっかけになってくれたし心を軽くしてくれて本当に感謝してます一つの作品としてもとても面白かったです!個人的にbatEND好きなのでこれはこれで良かったなと思いますし感動しました! (2023年4月10日 4時) (レス) @page29 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
優璃 - なんかもう色々起こり過ぎて泣くことしかできませんでした。私も東大に通う姉がいてよく比べられます。凄いことくらい知ってるから自分のことも見てほしい気持ちもすごく納得できました。私もこの小説の主人公の様に「私は私」という言葉を思い出して頑張っていきます。 (2022年8月13日 0時) (レス) @page29 id: 190960af7c (このIDを非表示/違反報告)
杏里 - 久しぶりに何回も泣きました。iPadのケースの上にたくさんシミが出来ました。私もよく比べられます。この小説を読んで自分に向き合うことができました。 (2021年8月21日 18時) (レス) id: 5e2264f03f (このIDを非表示/違反報告)
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