オマケ35 ページ37
目が覚めると、そこは見慣れない壁
私の部屋じゃない、そっか家出したんだ
昨日、どうしたっけ…家出て 出水さんに拾われて 望さんの家に入って そっから記憶無い
起き上がると身体中に激痛が走った。嗚呼、打ち付けられたんだ。頬殴られたんだっけか
頬に触れると肌とは違う感触が.....ガーゼかな、これ?
望さんにやってもらったのか、うわあ罪悪感しか無い
泊めてもらったのにも関わらず図々しくも、手当て迄してもらってそれに服が変わってるということはお風呂と着替え迄貸していただいたってことで.....罪悪感しか無い、ヤバイ
早く出てって迷惑掛けないようにしないと…そう思って立とうとすると
身体中に痛みが走り力が抜ける。まずい、どうしよう
なんとか立とうと奮闘して、数分後なんとか立てた
良かった、と思い歩こうとすると
数歩で倒れた
あ、馬鹿だ私。壁伝って歩けばいいのに自分で歩こうとするだなんて、本当に馬鹿だ。
もう一回立とうとすると、扉が開いた
そこには、望さんとは違う色の髪、少しだけ低い可愛らしい身長の
「あ、起きてたんだ。歩ける?」
「双葉さん!」
驚いて、声を上げようとすると空気しかもれなくて
声が出なかった。
あ、そうだった。私の声....
やっぱり少しだけ、イヤ結構辛いなぁ…私の取得もなくなっちゃった
「大丈夫だよ、A。加古さんに事情は聞いてるから
お昼出来たから、呼びに来たよ。早くリビングに行こ?」
肩を貸してもらって、見慣れない廊下を歩いて、ある部屋に入ると
香ばしいいい香りがした
「あら、Aちゃん。おはよう!良く眠れたかしら?
ご飯できたから食べましょう?そしたら三人でお話しようね」
珈琲を飲んでいた望さんがこっちを振り返って、綺麗な笑顔を向けた。相変わらず綺麗だなぁ望さんは
そして、席につくと目の前にノートとペンが置かれた、私用のノートであってるかな
よそってくると、席を立った望さんを尻目にノートを見ると私の物であろう字が書いてあった。うん、これ私用だ。
[双葉さん、どうして望さんのお家に居るんですか?]
そう書き、双葉さんに見せると
「今日加古さんに呼ばれたの。丁度三連休だから泊まるつもりでね。
筆談でも敬語なんだね…Aらしい」
と微笑まれた
望さんが綺麗なら双葉さんは可愛いだと思う
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衡機 - 私も兄と比べられる事があるので泣ける。 (2018年1月27日 15時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
勉学を嫌う者(プロフ) - 燐さん» コメントありがとうございます。自分はこんなに努力してるのに....!と言うとき有りますよね。とてもつらいです。 (2017年4月1日 8時) (レス) id: 6e5a493a36 (このIDを非表示/違反報告)
燐 - 私もよく勉強面で比べられることが多くて、思わず泣いてしまいました。 (2017年4月1日 0時) (レス) id: 96eae221f6 (このIDを非表示/違反報告)
勉学を嫌う者(プロフ) - 5時間目の憂鬱さん» すみません。申し訳無いのですが、見つけられないので、教えて頂いても宜しいでしょうか? (2017年2月22日 22時) (レス) id: 6e5a493a36 (このIDを非表示/違反報告)
5時間目の憂鬱 - 3ページ目誤字ってますよ。帰るだと思います。まちがってたらすいません。 (2017年2月22日 15時) (レス) id: 63cb2c15f6 (このIDを非表示/違反報告)
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