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新太サイド



「しっかし、新太少し見ない間にまた大きくなったー?それに顔もイケメンになってー」



「...」



そんな千里の話など俺は少しも聞いていなかった。



Aのことをずっと考えあぐねていた。



俺はあれから千里に半ば無理やり一緒に帰らさせられていた。



千里を送った後、学校に戻って探すか...そう俺が考えていた時。



「ちょっと新太ー?ちゃんとこっち見てよー」



そう言い俺の顔を自分の方に向けさせる千里。



背伸びして俺を見上げる姿は...



俺はどうしてもAを重ねてしまった。



「...新太さ、なんで部活しないの?」



「は?」


唐突の質問すぎて俺は聞き返す他なかった。




「だって、新太昔から運動神経よかったじゃん。...なんで入らないの?」



そんなの決まってるだろ。



「Aと皐月といるためだよ」



俺がそう答えると千里は俯いた。



「なんでそうやって新太は自分の人生をあの二人ごときに費やすの?」



千里はもう一度俺を見つめた。


その目には涙が溜まってるようにみえた。





「今新太はあの二人と付き合ってるせいで皆から遠巻きにされてるんだよ?新太はそんな悪い奴じゃないのに...」



千里はそのまま続けた。



「部活だって入って欲しかった。新太ならどの部活入ってもエースなのになあって」



「千里、そんな俺の道を決めつけんじゃ...」



「ダメなの?!大事な幼馴染の心配したら?!」






そう言ったまま千里は泣きながら蹲った。

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晴れの空(プロフ) - 空百合さん» コメントありがとうございます...!!こうしてコメ残してくれることがほんとに嬉しいです...わかりました!更新頑張りますね...!ほぼ休止状態が激しいですが応援してくれると嬉しいです! (2018年9月23日 17時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
空百合(プロフ) - なんてコメントすればいいのかわからないんですけど……続きがすごく気になります!特に、20番のお話は好きです。やめないでくださるとうれしいです……! (2018年9月19日 2時) (レス) id: b07a96ee40 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» 完結させられるように頑張ります!新しい作品も作りますのでぜひリクとかもしあれば気兼ねなく言ってください...!!本当にありがとうございます!! (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - arさん» ありがとうございます...!!今すごく泣きそうです...もう私の作品なんて楽しみにしてくれる人はいないのかもしれないってすごく思ってたのでこんな温かいコメント頂けて嬉しいです... (2018年9月5日 0時) (レス) id: ba85e0c2c1 (このIDを非表示/違反報告)
ar - 初めてコメントさせて頂きます。今回の作品で初めて晴れの空さんの書かれている作品を拝見させて頂きましたが、更新を毎日楽しみに待っております!今回も完結まで読ませて頂きたいですし、今後も他の作品が是非見たいです! (2018年9月4日 21時) (レス) id: 3a674cfdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:晴れの空 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/  
作成日時:2018年3月17日 20時

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