1day ページ3
No side
翌日、教室に入ると
彼女はいつもどおり友達と仲良く笑い、話していた
「おはようさん、Aちゃん」
「ぁ、おはよう、信介君」
友だちと話すのをやめ、俺と話すことにした彼女は
自分の席に座り、頬杖をつき、
俺が準備をしている姿を愛おしそうに見ていた。
「待たせたってスマンな、」
「いいんよ、これ見とるんも結構楽しいで？」
そういう彼女は、クスッと笑った
俺は昨日のことについて話していいのか分からず
少し黙ってしまった。すると、
「ねぇ、信介君？昨日のことねんけど…」
「っ……。おん。」
「ホントにいいん？キミの大事な人生で1回しかない
高校生活を私にあげて」
「別に俺はそんなこと気にするような性格やないしな、」
「っ…ほぉか、おおきに。」
彼女は少し困ったとでも言うような笑顔を向けた
「私…、京都出身でな。
休日は毎回実家帰ってんねん」
「……？それが、どないしたん？」
「でも、高校卒業はここでできなさそうや、」
「……………………、は？」
「ここに居れるんも、あと6ヶ月…
弟に会えるんは嬉しいなぁ…、心配やしなぁ…」
と、一人で話を進める彼女にイライラしてくる
「他に理由はないん…？」
「…………、ないよ。」
今の間が凄く気になった。
彼女に何かを秘密にされるんが凄く辛かった
Profile
氷織 A
(デフォルト通りだったら羊)
ﾋﾂｼﾞ
18歳
162cm
最近の悩み
弟に会えていないこと。
信介君がたまに怖くなること
？？？の状態が悪くなってきていること
弟
氷織 羊
17歳
約180cm
最近の悩み
姉に会えていないこと
親の期待がウザイこと
烏が煩いこと
.
続く
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作者名：海豚 | 作成日時：2023年11月19日 20時
