父親になってしまった俺。part2

宮パパの努力と決意。3 ページ43

「え？なに？彼女出来たとか？」


宮田から俺の話きいてよ、みたいなことってまじであんまっていうかほぼないから派手に心拍数があがる。


「それは違うかなぁ…まぁ…今んとこ？(笑)」


しかも変にもったいぶるから今さっきさんきゅとか感謝を述べてしまったけど早くも殴りたくなってくる。


「んだよ、なに？早く言えよ」


「いやまぁ…そんな大したことじゃないんだけど、見てよこれ。どうよ。」


そう言って宮田が出してきたのは賞状みたいな1枚の紙。


「…なにこれ？」


「宮田俊哉、正式にチャイルドマインダーの資格とっちゃいました〜〜」


「まじ？…え、企画でもなんでもなく？」


「ガチガチの純度100%プライベート(笑)俺、最近忙しかったんじゃなくて、これの勉強してた(笑)」


「まじ？！(笑)でもなんで急に？別に資格なんて取んなくてもあいつらの世話なんて出来るじゃん。出来るじゃんつか俺らめちゃめちゃ頼むじゃん(笑)」


「なんか…いくら同じメンバーで同じマンションでもさ、自分の子供任せるってなった時なんも資格持ってない奴に100%任せるのAちゃん不安だろうなぁってのが俺の中でずっと引っかかってて。

それで本とか読んでたんだけど、やってくうちになんか保育って楽しいなって俺わりとまじで目覚めちゃって(笑)

せっかくなら資格とっちゃおうかな、みたいな(笑)

本当は保育士の資格が良かったんだけど実習あるとどうしてもテレビじゃないと無理かなって思って。

とりあえずチャイルドマインダーとった。まぁ今マネに企画組んでよって話し投げてんだけど。(笑)

まぁ一応？報告っていうか。もっと俺のこと使っていいよっていう宣伝(笑)」

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