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No.11―あなたside― ページ11
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藤「もう、みんなわかってるから。……大丈夫」
この"大丈夫"はきっと、自分に言い聞かせてる。
……そう感じた。
藤「A、仕事の方はどう?
嫌な客とかいない?」
あ「はい、おかげさまで」
藤「そっか、よかったね」
にこっとしてから、料理の続きを楽しむ。
藤「じゃあさ……」
あ「……?」
藤「好きな人は、できた?」
この一言に、少しドキッとしてしまった。
あ「え、えっと……」
藤「その顔は、いるよね?笑」
あ「いえ、そんな……」
藤「耳赤くなってるよ」
フォークを持ったまま、自分の耳をつまむと
藤ヶ谷さんはにひっと笑った。
藤「その相手、もしかして渉?」
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作者名:A.N.JELL | 作成日時:2020年12月30日 22時