生きた証 2 (ページ7)

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2"みつおはよ〜！
朝なのにもうめり込んじゃったの？"

"はよ、うっせんだよ！一言多いわｯ！"

2"ひゃっはｯ、かーわいｯ！"

二階堂と、もう挨拶みたいになってる
恒例の会話を繰り広げ、飛行機の座席に
向かった

まあ、、、寝ますかね//

適当に座って帽子をちょっと深く被ると
すぅーっと睡魔が襲ってくる

…………あれ…？動けねぇぞ…俺…

ふと、夢から現実に戻ってくると
もうすっかり飛行機は離陸していて、

隣には藤ヶ谷が。本に夢中だけど。

それより、、、腰がやばい

なんていうか...力が入らない感じと
下半身の痺れ...？

自分でもよく分かんないだよな…

そろそろ空港着いちゃうし、どうしよう

藤ヶ谷に言おうか...いや、待て。

もうちょっとなんとかなるはず

福岡来て、リハもしないでぶっ倒れるわけにはいかない

頼む...せめて今日はもってくれ

ｺﾞｿｯ..ﾝｯ..ｶﾞｻｯ

F"ん？起きた？？"

ちょっと動けるようにと
体をずらすと気付かれた

やっ..やべ、バレる

"んっ。よく寝れた"

F"そっか、よかったな。もうすぐ着くよ"

"おう。あっ、ブランケットありがとな。"

F"うん、ちゃんとかけないと冷えて腰痛むよ？"

"だよな…！サンキュ"

......よし、バレてねぇ..よな

あいつのジェントルマンにはついていけねぇよ、どこまで見透かされてるのかと思うとヒヤヒヤするわ

リハ終わったらマッサージいこう

勝手に心に決めて降りる準備をした