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にぃにとして、ここちゃんのこと支えられてよかった
ここ『にぃに、またね?学校ありがと。あとはパパとママとおにぃと相談して決める!そしたらにぃに、お願いね?頑張る!』
ただ『いいえ。パパとママと話せたら教えて?ご褒美ね?決めたら俺やるからね、またね?ここちゃん』
愛沙が安心してくれるならそれでいいんだ。
ひろにぃ『ありがとう、忠義。あとは決めたら連絡する』
ただ『おう!ありがとうな!』
よし、ここからは愛沙との時間だ。話せるかな
ここ『おにぃ、おかえり。ぎゅして?』
ひろにぃ『ただいま。ほらおいで?ぎゅしようね。今日は忠義と何話してたの?』
ここ『ありがとう、おにぃ。うーんっと、学校のこととぉ、ここの気持ちの話かなぁ。おにぃ…話しても…いい?』
おにぃの背中をぎゅっと握って話していく
ひろにぃ『学校の事な?後で教えて?愛沙の気持ちを先に聞こうかな。大丈夫だからね。座ってぎゅっしようか?』
頭を撫でながら話せるように声をかけていく
ここ『ん。ここ、嫌なこと言うかもしれないけどぉ。抱っこして話すっ…その方がいい。たぁくんには言わないでね?明日ね、パパとママにも話すのぉ。でもそれで終わりっ』
ひろにぃ『うん。わかった。よし、抱っこにしようね。大丈夫。ニカにはいわない。ちゃんと横尾さんと藤ヶ谷にも言うなら俺はそれでいいよ。』
ここ『…ん。…ここ…死にたくなってるし、傷つけたくもなってるの。それにね、ここ、居なくなりたいとも思ってる。だってそしたらみんなの時間奪うことも迷惑かけることも無いでしょ?それに、ここ、やっぱり要らない子…。だからみんなからバイバイされるし殴られるのかなって。呼吸も苦しくなるのかなぁって。でも…ここ…傷つけてないし気持ちはあるけど我慢できてる。だってそしたらまた1人になるもん。それ嫌だもん。だから我慢してるのぉ。ここの心…疲れちゃったぁ。』
ひろにぃ『うんうん、よく言えたね。偉い、偉い。傷つけてないの偉いね。ちゃんと話せて偉いね?よーく聞いてね?おにぃは何度でも言うよ。愛沙はおにぃのたった1人の家族。おにぃはいくらでも愛沙から嫌いだって言われても嫌だって言われても絶対に離れることはない。家族だから好きなように言いたいことを言うことはいいことなんだよ。それはパパとママも同じ。愛沙、沢山のこと我慢して自分のことは放置してたから心が疲れちゃったんだね。だからその分甘えたくなってるんだ』
俺の話ししようきちんと
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作者名:希絆 | 作成日時:2022年12月1日 17時