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わたside

朝、ゆっくりと起きて朝ごはん作ってるとみつから電話が来た。ここちゃんのことかなと思ったらやっぱりそうで、すごい、ここちゃん心配と不安に狩られてるんだって改めて思った。まだ話せてないことがあるんだろうな

わた『ここちゃん、ママの声聞いてね?俺はここちゃんだけのママだから心配しなくていいよ。ここちゃんだけのママね。殴ることも蹴ることも叩くことも絶対にしないし1人にもしない。ここちゃんが何時でも甘えられるようにママにでもパパにでも言えるように3人だけの時間作ったんだよ。ママもパパもここちゃんだけ。可愛い娘はここちゃんだけね。沢山ママってこうして電話しておいで?気にしなくていいから好きなだけ荒らしても電話してもいいからね?パパもそうだよ。大丈夫!パパもママも絶対にここちゃんのことは1人にしないからね?あ、そうだ、これから毎月、パパの時間とママの時間作ろうと思ってる。家族の時間ね。どうする?家族の時間、作る?』

ここ『……ママ……ここ…のこと、1人にしない?ママの鳴らしても怒らない?…ママ…の時間もパパの時間も欲しい…泣。だって…ここ…寂しい…こあい…みんな…バイバイ……いやぁ。…ここ…息の仕方わかんなくておにぃに迷惑かけたぁ…でも…おにぃに助けてもらったぁ。…パパとの時間もママとの時間も欲しい…家族でいたぁい。』

わた『よし、よく言えたね。みつに撫でてもらって沢山ギュッてしてもらってね?今は大丈夫?ギュッしてもらってる?家族の時間、毎月作るからね!待っててね。まずは4日後ね?パパとママと一緒にいようね?ちゃんと守ってあげるからね!そばに居るよ』

ここ『うん。ありがとう…ママ…大好き…泣。』

〜おにぃ、ちゅかれたぁ

わた『俺もここちゃん大好きだよ。みつに変わっていいよ。4日後ね?待ってるな?』

みつ『あ、横尾さん?ありがとう。落ち着いたみたい。4日後頼むねー。ありがとう。』

〜電話を、切った。

ひろにぃ『良かったね。ママ大丈夫だったでしょ?ちゃんと大好きって言えて偉いじゃん!』

ここ『だって、ここ、ママ大好きだもん。おにぃ、いいなって言ってくれたし言ったの。』

ひろにぃ『うんうん、横尾さん喜んでたでしょ?だから言っていいんだよ!』

ここ『よろこんでたぁ。今度、パパにも言う。パパも喜んでくれるかなぁ。』

ひろにぃ『パパも喜んでくれるからね!』

これで大丈夫。愛沙、安心していいんだよ

ここ『おにぃ…もう少し寝てもいいっ?』

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作者名:希絆 | 作成日時:2022年12月1日 17時

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