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友だちの距離感じゃない ページ10
『あ、休み時間終わったし戻らなきゃ。』
下に降りてスカートの埃をはらう。
『うえーめんどくさー。ご近所のよしみで連れて行ってよ。』
そう言った次の瞬間、私の背後から首に回し体重をかけてきたのだ。
『ちょっ!私じゃ凪くんをおんぶ出来ないから!』
「ちぇっ。」
『自分がイエティみたいって自覚してください。』
「それモンスターじゃん。」
不貞腐れながら離れてくれたけど、体格差を分かっているのだろうか?
私は女子の平均より身長は高めだけど力はない。190cmある凪くんを持ち上げたりしたら、それはそれで凄いが。
『それと凪くん女子相手に距離感バグってます。簡単に女子に触れちゃダメ、勘違いされるよ。』
「えー。」
『えー、じゃありません。』
「俺勘違いされるなら__。」
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作者名:まるこめみそ | 作成日時:2023年11月26日 15時