【ブルーロック】凪くんと秘密の多い彼女【凪誠士郎】 (ページ19)

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コミュニケーション×サボテンページ19

机の引き出しを整理してると、梨沙が「おはよう」と言いながら開いている凪くんの席に腰掛けた。

「昨日はどこへデートに行ったの？」

『デート？一緒に花屋に行っただけだし…。』

「2人で出かけたなら、それは立派なデートでしょ！」

花屋でのあらましを話した。

「コミュニケーション相手にサボテン！？」

『ペットがダメで行き着いたのが植物らしい。』

「発想が豊かだねー。」

キーンコーンカーンコーン

お昼の時間を知らせるチャイムが鳴るとクラスの8割の生徒が食堂へはけて行く。

凪くん、梨沙、私の3人でお昼を食べるのが恒例となっていたので教室に残った。

「凪くん、サボテン飼い始めたんだって？」

探るように尋ねる梨沙に「そうだよ。」と答える。

「どんなコミュニケーションとってるの？」

「おはよう、行ってきます、とか。」

「ふーん。」

「ってかなんで知ってるの？」

チラっと私を見る梨沙と、それを見て納得した凪くん。

『話したらダメだった？』

「竹内さんなら良いよ。Aさんの友達だし。」

『そっか、ありがとう。』

「ん。」

「2人とも私が居るのをお忘れなく！」