【ジョジョ】最高の素材 (ページ2)

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初めましてページ2

泉「1回くらいやってみませんか？恋愛漫画」
「だから言ってるだろう！僕はなにがあっても恋愛漫画は描かないッ！第一恋愛漫画はリアリティがない､全てにおいてつまらないんだよ！」

泉「それは全国の恋愛漫画家さんに失礼です！」
「恋愛漫画を描くなら失礼でも打たれてもそっちのほうがマシさ」

そう言い放ちふんぞりがえるとアイスコーヒーを手に取る露伴

泉「なら決めてるんですよね？次の短編の内容！！」
「…じきに考える。まだ1ヶ月半もあるんだ」
泉「1ヶ月半しかないんです！」

アイスコーヒーをテーブルに置くと眉を顰める露伴

「泉くん君最近おかしいぞ
恋愛漫画を描け描けってやけに言ってくるじゃあないか」

泉「…実は最近変わった編集長が恋愛漫画大好きなんです。それで先生の恋愛漫画がみたいって圧掛けられてて…」
「ふーんそうかいそうかい描いてやろうってなると思ってたのか？僕はそんな編集長に優しい漫画家じゃあないんだよ巻き込まないでくれ」

泉はムッとした顔になる

泉「なら今回の短編は露伴先生が考えてくれるんですね！？」

「あぁ良いさ今回は僕1人で考えるよッ！それで通ったら君僕に何か奢れよ！」
泉「良いですよ山でも家でも奢りますよ！！」

決まりだと言うと露伴は小銭を置いてカフェを出ていった

泉「露伴先生ったらすぐ意地張るんだから…」

。

。

。

「ったく泉くんの意地っ張りな性格はどうにかならないのか…ん？」

街の奥を見ると見たくないヤツら(1人除く)が見えた

億「あれ露伴先生じゃねーか！こんな所で何してんだ？」
岸「何してるも何も君たちと同じで家に帰宅するところさ、君は…」

くそったれ仗助の隣に見たことない女がいた

『仗助くんこの人は…』
仗「そうかAは露伴に会うの初めてか
岸辺露伴。この街に住む漫画家ッスよ」

康「露伴先生！Aさんは昨日杜王町に来て今日うちの学校に転校してきたんです！」

康一くんがそう言うと女は1歩前に出て輝いた目で自己紹介し始めた
「初めまして､昨日杜王町に引っ越してきた桜井Aです。よろしくお願いします」

一礼すると目を合わせ凛とした表情で笑う少女

今自分に何が起こっているか分からない。
心臓が高鳴り額に汗が出てきた

なんだなんだなんだこの感じは､

初めての感覚だぞ！

仗「とりあえず露伴もあいさ
「ヘブンズ・ドア」

顔がめくれ気絶した彼女を支えた