拾った使用人は暗殺者でした！2

37話 ページ7

ア「最近急にそういう「お客」さんが
増えてねぇ
しかもどんどん血化粧は派手になる
小生も大忙しってワケ」


なるほど…


しかし、


貴『いくら人通りが少ないとはいえ路上で…
しかも真夜中となると
的確にその部位を切除するのは
素人には難しいんじゃ…？』


暗殺の仕事の時でも体を切断する
ことがあった

その時に体験したが的確に切断するのは
かなり大変だったことを思い出した。


思い出したくもないが…。


ア「鋭いねお嬢ちゃん
小生もそう考えているんだ」

ア「そうだなぁまず…
鋭いエモノで首をかき切り
次に腹を切り裂いて
たいせつなものを奪うのさ」


…暗殺の時も似たような事をした


ア「「手際のよさ」…それから
「ためらいのなさ」から考えて
まず素人じゃないね
多分裏の人間だ」


裏の人間か…


そんな手際のいい奴いたか？




ア「伯爵が来るってわかっていたのは
そういうことさ」


だから葬儀屋は私を連れて来たのか！

やっとその謎が解けた

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