511話 ページ20
「サヤちゃん、黒子っちみててあげるスからみんなでバレーしてきな」
俺が優しくサヤちゃんに声をかけるとサヤちゃんは途端に明るい笑顔を向けて、さらに少し黒子っちの方を見てからわかりやすく顔を曇らせた
それを見ていた黒子っちがゆっくりと体を起こして、見つめ合う二人
「僕は大丈夫です、バレーしてきてください」
黒子っちがふわっと優しく微笑むと同時にサヤちゃんの顔が明るくなって、彼女は元気に返事をして立ち上がった
黒子っちの「看病ありがとうございました」という声を背中に受け止めながらコートへ走っていく彼女を見つめながら、俺は黒子っちの横へ腰を下ろす
俺が「黒子っち…」と声をかけようとしたところでコートから緑間っちがのそのそと歩いてきて
「黒子、大丈夫か」と優しい声をかけた普段はツンツンな彼の優しい声に少し頬が緩んだ
その優しい一言に少し黒子っちも動揺したみたいで、驚いた表情を見せて
なんだか、中学の時と変わって仲間想いになったなぁなんて心の中でつぶやいたと同時に俺も笑みが溢れてしまった
「はい、すみません。ありがとうございます」と黒子っちが返事をしたところで、俺は火神っちと青峰っちがいないことに気がついて
「あれ、他の2人は？」と少し気の抜けた声を漏らした
「ジャンケンでズルしたから買い出しにいかせたのだよ」
今日はコンタクトなのにメガネをあげようと顔の前で手を動かした緑間っちは、恥ずかしさを誤魔化すように黒子っちの横に座った
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りん(プロフ) - zhenyangjingkouさん» ドキドキだなんて…嬉しいです（ ; ; ）温かいお言葉ありがとうございます（ ; ; ） (2021年1月25日 18時) (
レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Mさん» いつもいつもいつもいつもありがとうございます（ ; ; ）（ ; ; ）（ ; ; ）これからも末長くよろしくです (2021年1月25日 18時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
zhenyangjingkou(プロフ) - いつも愉しく作品を読まさせて頂いております。こちらの作品は面白く、ドキドキするところが多いのでいつも読んでいます。これからも頑張ってください!! (2021年1月24日 10時) (レス) id: 6cb8df7d81 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新再開、嬉しいです！まだ読み続けてますからね！頑張ってください！ (2021年1月23日 19時) (レス) id: 7323c34b15 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ゆまさん» わぁぁ嬉しいです（ ; ; ）最近忙しくてゴミ更新だったんですけど、今日からまた爆速になるのでご安心くださいっっ！！！！ (2021年1月21日 11時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん | 作成日時：2020年12月17日 7時
