507話 ページ16
火神っちと青峰っちが来てくれたおかげで俺の逆ハーレム状態は緩和され、みんなでまた海を満喫することができた。
さっきからずっと海の周りで写真を撮りながらはしゃぐ女子を男子陣で見守っていて
走ってジャンプするたびにふわふわと動くTシャツがいっそのことめくれてしまえばいいのになんて
健全な男子の欲望が頭をよぎって
そんなことを考えていたら横に座っていた青峰っちが表情一つ変えずに「…抱きてえ〜」とつぶやいた
俺は咄嗟に青峰っちの顔を見てしまい、それに気づいた青峰っちは俺の方を不思議そうに見つめながら「あ?」と声を上げた
俺が何も口にせずに黙り込んでいたら、ただでさえ目つきの悪いつり目がさらにつり上がり、「お前ひとの女変な目で見たらぶっ殺すかんな?」と低い声で変なことを言い出したので
俺は「そっくりそのまま返すッスよ」と落ち着いたトーンで返した。
太陽に照らされてはしゃぐ女の子はどうしてこんなにも素敵なのだろう
かわいい。
綺麗。
目に写る彼女がたまらなく欲しくなってしまった
「俺ら忙しくて全然そーいう時間ねぇんだわ」
突然放たれた言葉が俺の心の中を代弁しているようで、俺も青峰っちの言葉に「あー、わかるっスよ」と返事をする
「なんか、あーゆー姿たまんねぇよな」
ふは、と笑った青峰っちはとても幸せそうで
そんなことを話していたら一通り遊んでいた彼女たちが髪を揺らしながら俺たちの元へ走って来てくれた
あーかわいいなぁ。
141人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - zhenyangjingkouさん» ドキドキだなんて…嬉しいです( ; ; )温かいお言葉ありがとうございます( ; ; ) (2021年1月25日 18時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Mさん» いつもいつもいつもいつもありがとうございます( ; ; )( ; ; )( ; ; )これからも末長くよろしくです (2021年1月25日 18時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
zhenyangjingkou(プロフ) - いつも愉しく作品を読まさせて頂いております。こちらの作品は面白く、ドキドキするところが多いのでいつも読んでいます。これからも頑張ってください!! (2021年1月24日 10時) (レス) id: 6cb8df7d81 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新再開、嬉しいです!まだ読み続けてますからね!頑張ってください! (2021年1月23日 19時) (レス) id: 7323c34b15 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ゆまさん» わぁぁ嬉しいです( ; ; )最近忙しくてゴミ更新だったんですけど、今日からまた爆速になるのでご安心くださいっっ!!!! (2021年1月21日 11時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2020年12月17日 7時