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483話 ページ42

「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」


会場の熱い声援に包まれる

これまでにない込み上げる感情



気持ちいい




人生で一番気持ちの良い瞬間だ


俺がコートで天井を見上げながら突っ立っていると、後ろからものすごい力で背中を叩かれて

俺は思わず「イッテェ!!」と声をあげた


背中を押さえながら、力の加えられた方向を見ると
俺が散々追いかけてきた相棒が笑っていた



「整列だ、高尾。」


その顔は信頼に満ちていて

俺らがこの部活で築いてきた絆がつないでくれた試合…だったような感覚に襲われた


「おうっっ!!」

おれもその顔に応えるような大きな返事をして、相棒の横に並んだ


「ありがとうございました!!」


深く深く、お辞儀をして

俺が顔を上げようとしたとき


「なに終わったような顔をしている」

さっきまでとは違った少し温かい声が降ってきた

その声に顔をあげると、赤司が少し複雑な表情で笑っていた

「洛山が決勝までいくことができなかったのは8年ぶりだ。」

はち、ねんぶり、、



俺が驚いていると、赤司は俺の腕を無理矢理掴んで握手をさせて

「負けたらどうなるかわかってるな」


力強く、俺に言い放った



俺はその声に口角を上げて



「ったりめーだろ!」と声をあげながら握られた右手を強く握り返した

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 黄瀬   
作品ジャンル:アニメ
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りん(プロフ) - 湊さん» めちゃくちゃ今更すみません!!このコメント見て調べて声出して笑いました笑笑笑笑ご指摘有難うございます!!書き換えるのしんどいのでこのまま行きます笑本当に有難うございました笑笑 (2021年1月3日 3時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - インターハイ編って黄瀬達三年生ですよね…?氷室さん一つ年上なので卒業してますよ…? (2020年12月18日 14時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りん | 作成日時:2020年12月6日 11時

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