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不登校*1269 ページ21

あまりに想像していた痛みと全然違った為びっくりして征くんを見る。
征くんは私を抱き締めた。

「征く…」
「バカ。来るなら一言くらい言っていけ。心配しただろう」
「ごめんなさい………」

征くんは私を強く抱き締める。

「まったく」と征くんは溜め息を吐くけれど、私には安堵の溜め息に聞こえたのは気のせいなのかな。

震えていた私の体も、征くんに抱き締められたら安心したのか力が抜けてしまって立てなくなった。
征くんは私が座っていたところに座って、隣に私を座らせる。

「申し訳ありませんでした!私が御側に付いておりながら」

と葵さんが深々と征くんに頭を下げる。

「ったく。Aにもしものことがあったらどうするんだ。たまたま僕がここを突き止めたから良かったものの。ここは誰も人が居ないんだぞ」

と征くんは葵さんに怒るけれど葵さんは私のためにここに来てくれたから征くんを止める。
私にも非はあると思うし…

征くんは納得しない顔はしていたけれど引いてくれた。

それよりも私が気になるのは、征くんからは女物の香水の匂いがすることかな。
いや、まぁ、あれだけ密着していたら当たり前なんだろうけれど……

可愛い女の子って皆香水つけてるのかな?
私も可愛くなりたいな…

きっと征くんも、本音では可愛い子が好きだよね…

「A?どうした?」

と征くんは私の顔を覗き込む。

「私頑張って可愛くなるね…!」
「は?」

でも可愛くなるには具体的にどうしたらいいんだろう。
私が可愛いって思う子を真似したらいいのかな?

じゃあさつきちゃんだ!

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ねこ汰。さん» 最初からなんて貴重なお時間を申し訳ありません……ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2017年4月1日 18時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ汰。(プロフ) - この物語を最初から読んできました…!とても面白いです!更新頑張ってください!!(*`н´*) (2017年4月1日 15時) (レス) id: ad2b3236ef (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 赤紅 (あかべに)さん» ありがとうございます!! 本当に申し訳ございません……ですが皆様のおかげで合格出来ました! これからも皆様が楽しんでいただけるような作品を目指して頑張らせていただきます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - 合格おめでとうございます!!凄く大好きな作品なので、更新待ち遠しくしてました笑 これからも楽しみに待ってます!頑張って下さいっ (2017年3月15日 16時) (レス) id: ad1b960ee8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2017年3月15日 0時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年10月29日 0時

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