検索窓
今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:33,131 hit

不登校*1058 ページ10

‐赤司side‐


Aに腕枕をして向き合う様に横になる。


「明日で最後だね。どうだった?色々あったけど」
「いい経験になったと思います」


となぜか小声で話す。

僕はAの頬を撫でる。
Aは擽ったそうに片目を閉じる。

「やっぱり私は劣ってるなって思いました」
「Aは劣ってなんてないっていつも言ってるだろう?A以上の彼女なんていないよ」

とAに言う。
Aは僕を上目遣いで見つめる。

可愛い。

Aの額に僕の額を合わせAの目を見る。

「Aは最高の彼女だ。Aは周りの言葉なんて聞かなくていい。僕の惚れる相手は僕に選ぶ権利がある。僕等は両想い。そうだろう?」

と聞くとAはコクッと頷く。

「ならそれでいいじゃないか。僕は周りにどう見えるかよりも、Aを愛したいしAに愛されたい」

とAの唇を親指で撫で、Aをもう少し引き寄せる。

Aは薄暗い部屋でも分かるほど顔を赤く染めた。


「どうして……だって私が特別可愛いわけでも美人なわけでもないのに…」
「Aは可愛いよ。僕にしたら世界一だ。それにAは心も綺麗だ。純粋で真っ直ぐで優しくて、強い。こんなに綺麗な心を見たのは初めてなんだ」

とAの頬を撫でながら言う。

「もっと自分に自信を持っていい。Aは人としても一人の女性としても、綺麗だよ」

とAの目を見ながら言うとAは目を逸らす。

あ、照れた。
本当、可愛い。

不登校*1059→←不登校*1057



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 私もビックリです(笑) 正直ネタは無いんですけど、それでも読者様が一人でも居る限り止めるわけにはいかないので!それとこの二人のイチャラブは書いていて楽しいので…(笑) ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2016年4月26日 7時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
及兎川鉄太郎(プロフ) - ぞ、続編……凄い……もう22ですかぁ〜…早いですね…そして、ラブラブ…作ってる側だったら飽きちゃう………もう、ほんと凄い。これからも!頑張って下さい!!! (2016年4月24日 21時) (レス) id: 74da8747f3 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!夢主ちゃんは赤司様に愛されまくってますからね(笑)末長くらぶらぶさせましょう(笑)更新頑張ります!! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとう ございます!読むたびに可愛い夢主ちゃんに癒されてます(笑)赤司さん、末長くらぶらぶして下さい!(笑)更新頑張って下さい! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 及兎川鉄太郎さん» 一日も大切なお時間を使わせてしまいすみません…… ありがとうございます!! そうですよね!赤司様デッレデレなんですよ(笑) 私もアニメで見たかったです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2016年4月7日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年4月4日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。