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不登校*1044 ページ46

‐赤司side‐


Aに体重を掛けずに部屋まで来る。
Aは僕をベッドに寝かせると僕の額を触ってくる。


「…熱は無いみたいですね……どこか痛いとか、辛いとか、苦しいとかありますか?」

と本気で心配して看病してくれるAに罪悪感しかない。

本当は具合なんて悪くない。


いや、悪いかも知れない。
Aが絡むとどうしても頭が機能しなくなる。


「大丈夫。このままずっと、僕の傍に居て?」
「え?うん……別にいいですけど……」

と言ってくれるAの頭を感覚的に撫でる。


ずっと。
それは今だけじゃない。

これからもずっと…だよ?
でもきっとAの事だから気付いてない。

今はそれでいい。


「Aは偉いね」
「さっきからどうしたんですか?凄く褒めてくれます」


と言うAを体を横向け見る。

Aは不思議そうにしていて僕は自然と微笑んでしまう。


「いつも思っているよ。Aの良いところや可愛いところは沢山あるから、一言でまとめてしまっているけれど。本当は言い足りない程ある」

とAに言う。

Aは顔を赤くして照れる。
どうしたらAは僕の言葉を信じてくれるかな。

自分が可愛い事を自覚してくれるかな。


「Aは悪くないのにAが謝りに来てくれた。Aが嫌がるのに調子に乗ってごめんね」

とAの頬に手を伸ばすとAは僕の手を両手で優しく包む。

そしてそのまま自分の頬に持っていく。


「私こそごめんなさい。征くんの所為なんかじゃないよ。なのに恥ずかしさから征くんの所為にしてしまって……」

とAは申し訳なさそうに僕を見る。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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