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不登校*1042 ページ44

‐赤司side‐


僕の巻き付く細い腕を抱き締める。


「A…すま」
「風邪引きますよ」

とAは優しく言う。

なんでこんなに優しいんだ。
振り返りAの首筋を甘噛する。

Aはぎゅっと抱き締める腕に力を入れた。


「A好きだよ。嫌われたかと思って焦った…」

とAの首筋に顔を埋めながら言う。

Aは擽ったそうにする。
だけど僕はAの首筋に顔を埋める。


「流石に言い過ぎたかなって反省して謝りにきました」

とAは擽ったそうに身をよじりながら言う。
僕はAの手を押さえて離さない。

Aの髪が当たって擽ったいが、今はそれでもいい。
Aの首筋に何度も口付ける。

でも印は付けない。
Aが嫌がりそうだ。


「A好きだよ…愛してるよ」
「とりあえず中に入りましょう?風邪引いてしまいます」

とAを見ると少し顔が赤かった。

本当に可愛い。
Aが風邪引くのは嫌だ。

僕はAの腕を解いて立つ。


ホテルの中に入るとすぐにAを抱き締める。


Aに嫌われたなんて嘘でも嫌なんだ。
Aの頭のてっぺんに頬を擦り付ける。


「征くん…怒ってない?」
「怒ってないよ。今はAが戻ってきてくれた事が一番嬉しい」

とAを抱き締めながら言う。
Aはそっと僕に体重を預けた。


「君達もこれで分かったッスよね?いくらAっちが赤司っちから離れようとしても、赤司っちが離さないんスよ」

と涼太はマネージャー等に言った。
そう言うことか、と今更気付くもどうでもいい。

今はAだ。

「A、僕の事好きかい?」

と聞くとAは頷く。
僕を少し離して僕を見上げると照れながらも笑う。


「大好きだよ」

と言ってもらえるだけで嬉しくなり僕は機嫌が良くなる。


「僕もだよ。愛してる」

と言ってAの頭を撫でるとAは顔を赤くして照れた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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