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不登校*1035 ページ37

‐黒子side‐


マネージャーさん達はそれはそれは怖い形相で赤司くんに手を引かれるAさんを睨み付けていた。

Aさんだって純粋で無垢で少し天然なだけで、馬鹿ではない。
彼女達を警戒していたと思います。


だけれどAさんはずっと彼女達を庇った。
彼女達はそれでも諦めきれないらしく、最早呆れますね。

「仕方ありませんね。あの二人がイチャイチャしてるのを自分達の目で見た方が早いんじゃないんですか?」
「そうだな。テツの言う通りだ。お前ら行ってみろよ」

と青峰くんは言った。
紫原くんはAさんの作ったクッキーを一人、バクバク食べている。


「胸焼けするくらい甘々な雰囲気だけどね〜」
「クッキーを食べてる奴が言っても説得力無いのだよ」

と眼鏡のブリッジを上げながら言う緑間くん。

確かにその意見には同感です。


「でも行ってみようッス!」
「Aちゃん達、またイチャイチャしてるんだろうね…ていうより、赤司くんがAちゃんにデレデレしてるんだろうね」

と話す。
赤司くん達の行った方向にマネージャーさん達を無理矢理連れていく。

多分こうでもして見せないと反省しないだろうし、Aさんへの嫌がらせも止まらないだろうと思います。


するとテラスに二人はいて、傍に寄り添っていた。
静かにすれば赤司くんの声が聞こえた。


「Aもね、可愛すぎるよ。何から何まで、可愛すぎる。Aこそズルいよ?不意打ちは特にズルい」

と赤司くんは言うとAさんの顎をクイッと上に上げて、Aさんにキスをした。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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