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不登校*1031 ページ33

‐赤司side‐


色々言われるが気にせずAを抱き締め続ける。


「征くん…そろそろいい?」
「仕方無いな」

とAを解放するとAは僕の膝の上から降りて片付け始める。
僕はそれを見るだけ。

そしてAが厨房に入った時に今までずっと無視してきたマネージャー達を見る。


「お前達が入って来られる程の隙はない。Aにどんな嫌がらせをしようが、Aを嵌めようが僕はAを信じてる」

と睨みながら言う。

「どうせ、Aの優しさに頼っている時点でお前達はAに負けているんだ。もう諦めろ」

と言うと悔しそうに下唇を噛んでいた。
僕は何とも思わずただ冷たく見る。


「あんなブスのどこがいいのよ」

と呟く声が聞こえた。

「Aの方がお前達より心も外見も綺麗だと思うが?そういうのを性格ブスと言うのだろう」

すると突然マネージャーは自分に水をかけて悲鳴をあげる。
Aは厨房から出てきてマネージャーを見るとタオルを持ってくる。


「どうしたんですか?」
「コイツらが自分で」
「助けて!佐々木さん!赤司くんが突然…ッ!」

とわざとらしい涙を流す。

Aは僕とマネージャーを交互に見る。
僕は焦らずただAを見る。

「Aならわかっているだろう?好きな方の味方をするといいよ。だけどこれだけは言っておく。僕はやってない。コイツらが自分でやった」

とAに言う。

Aなら僕を信じてくれる。
そう僕は信じてるからあえてこう言った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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