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不登校*1028 ページ30

‐赤司side‐


Aが落ち着くと僕は食べる。
イカのフライを食べてみるとAに見られた。


「どうした?」

と聞くとAは首を振る。

本当に佐藤仕込みなだけがある。
そして料理をするのを楽しんでくれて僕に尽くしてくれるAもAで可愛い。


「イカのフライを食べたいのか?」

と聞くとAは首を振ってエビを見る。
エビを食べたいのか。

一度イカのフライを置いて、エビのフライを取る。


「はい。我が儘お嬢さん」

とAに言うとAは不機嫌そうに口を膨らませて僕を見るのがフード越しに見えた。


「ん?要らない?なら僕が食べちゃうよ?」

と言って僕の方に近付けるとAは慌てた様に僕の腕を掴んでエビをパクッと食べる。

時々こうやってAで遊びたくなる。
Aは引っ掛かるまで遊ばれてるのに気付かない。


「美味しいかい?」

と聞くとAは頷いてリスの様に僕の手を掴みながらひたすら食べる。

そんなに僕の手を押さえなくても取らないのに…
なんて思いながら苦笑する。

残り少しになるとエビを咥えて引き抜き、尻尾まで綺麗に食べた。
Aはエビを食べることに夢中になっている間にイカを食べる。


「Aちんってさ赤ちんの言うことなんでも聞くからさ〜、赤ちん好みにいくらでも出来るよね〜」
「やろうと思えば出来るよ。だけどAはこのままでいい。素直で優しいありのままのAでいてほしい」


とエビを食べることに夢中だった筈なのにAは僕を見て首を傾げる。

僕はAの頭を撫でる。


「Aが好きすぎてどうしようもないって話だよ」

とAの頭を撫でながら言う。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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