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不登校*1017 ページ19

‐赤司side‐


「新婚とか結婚して五年未満くらいに見えた〜」

と敦に言われる。

夫婦……か。
よく言われる。


「そうだといいな」

と答えている間もAは海老を選んで買ってきた。
イカも買ってるがさばけるのか?

と思っているとAは何か紙をしまっていた。


「お昼少し時間が掛かりそうなので早く戻りましょう」

とAは微笑んだ。
Aの持つ袋を取って代わりに持つとAと手を繋ぐ。

Aは驚いた様に僕を見る。


「早く戻るんだろう?」

と言うとAは頷く。

Aは僕の腕を掴んで走る。
僕も走ろうと思えばAを追い越すのは楽だがはや歩き程度で追い付くので十分だ。


「さつきちゃん達も早く!折角の新鮮な食材の質が落ちちゃうよ!」
「そんなすぐ落ちるならあそこでは売ってないよ」

とAに言うがAは気にせず歩く。

無視か。
まぁAが楽しそうだし何より僕を引っ張ってくれるし許そう。


それに人と話せたしね。


ホテルに戻ると食堂に入る。

食堂には数人が居て僕等を見ると黙る。


「やっぱり冷やしうどんだけでも良いですか?肝心の蕎麦を買ってくるの忘れてしまって……」
「ここまで来て忘れるって…まぁなんだって良いよ」


とAの頭を撫でるとAは買ったものを僕から受け取り厨房に入った。

椅子に座ると真太郎達も座る。


「あの子達、昨日Aっちに助けられたって分かんないッスかね?」

と厨房を指差しながら言う涼太。
僕等も厨房を見ると臨時マネージャーがまたAになにかを言っていた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - カミノさん» お互いにお互いが心の支えになってますよね(笑) 赤司様のキャラ崩壊が激しすぎてどこら辺がカッコよく書けているのか分からないです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年3月25日 8時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
カミノ - 微笑ましい話ですごく気に入っています!!赤司様がカッコいい時や夢主ちゃんが可愛い時のところが大好きです!頑張ってください(>v<) (2016年3月25日 8時) (レス) id: c7ac3d0a07 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですね…(笑)多分、というか絶対私が夢主ちゃんを溺愛しすぎているからだと思います……面白いなんて全然ですよ…(笑)ありがとうございます! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 赤司様の溺愛っぷりがやばいですね...こんなに面白く書けるなんて本当に凄いです...。 (2016年3月24日 21時) (レス) id: 6a9f4f0a2c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 如月美桜さん» 私も分かりません……私も完結させたいのですけど、書かないといけないイベントやネタが沢山あるのでいつ完結するかは分かりません…… (2016年3月8日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年3月1日 10時

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