不登校＊942 ページ44
‐赤司side‐
僕は座席をずれて、Aのシートベルトを外すと僕も中に入ってシートベルトを絞める。
そしてAを後ろから抱き締める。
「ごめん。泣かせるつもりじゃなかったんだ」
とAに言う。
Aは何も言わず、声を殺して泣く。
Aを抱き締めて頭を撫でる。
「ごめん」
Aは泣き止もうとしているのか、息を吸って落ち着こうとしている。
「あんな小さな子供にまで僕は、嫉妬してしまうんだ」
と本当の事を言う。
大人げないよな。
どんなに小さな存在でも嫉妬してしまうんだ。
子供だろうが、動物だろうが関係無い。
僕にとっては全てが嫉妬の対象なんだよ。
「征くんは私の事、好き？嫌いになってない？」
と聞いてくるA。
Aの肩に顎を乗せて話す。
「好きだよ。嫌いになんてなるわけないだろ？」
と言うとくすぐったいのか身を捩るA。
「本当ですか？」
と振り向くA。
Aの唇に数秒の短い口付けをして離す。
「本当だよ。嘘に見えるかい？」
と聞くと顔を赤く染めて首を振る。
キスしただけなのに顔を赤くする。
慣れるまでどれくらい掛かるだろうか。
慣れてほしくはないけれど。
と思っているとAが体ごと僕を見て、僕に抱きついてきた。
「私は大好きだよ」
と言ってくるAが可愛すぎると思うのは、僕がAを溺愛しているからだろうか……
いや実際に可愛すぎるのだろう。
「僕は愛してる」
と言ってAを抱き締める。
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木戸藍楽(プロフ) - 愛華♪さん» ありがとうございます！！続編がただいま完成しました！！ (2016年2月13日 21時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
愛華♪ - 後編おめでとうごさいます！後編まってますっ！ (2016年2月13日 12時) (レス) id: 24d374edab (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！！私も書くのが楽しみです！ (2016年2月12日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 続編おめでとうございます！合宿編がとても楽しみです！ (2016年2月12日 7時) (レス) id: a23f47daff (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！私も早いと思います(笑) そうですよね！赤司様が夢主ちゃんを溺愛するお話になってきてるんですよ！そこにかなり私自身違和感があります(笑) でも夢主ちゃんを好きになってくださりありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2016年2月2日 11時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2016年2月2日 0時
