不登校＊935 ページ37
‐赤司side‐
葉弥果の散歩をさせているとふとAの方を見てみる。
Aは先程の少年と楽しそうに掃除をしていて、少年は顔を赤くさせていた。
Aはずっと笑っていて、少年と話しながらバケツを持ってこちらに歩いてきた。
「本当にしっかりしてるね！私の弟より年下なのに、私の弟よりしっかりしてるよ〜」
「そ、そんな…」
と照れる少年。
ズルい。
どうして僕じゃなくそいつを褒めるんだ。
「お、お姉さんは…凄いですね。動物達がすぐに懐いて。お姉さんは本当にいい人なんですね」
と話しながらバケツに水を入れるA達。
「だったらいいね〜。私はただ動物が好きなだけだから」
と言ってAが笑うと少年は顔を赤くする。
イライラしてきた。
その時少女が僕の名前を呼んでハッとする。
「征十郎様？さっきからぼーっとしてるぞ？」
「そうだね」
と言いながらもどうしてもAが気になり見てしまう。
Aは気付いていないようで少年と楽しそうにしている。
葉弥果がAのところに走るとAはしゃがんで葉弥果を撫でる。
Aのところに行くと、
「走馬の子供らしい」
と言うとAは笑った。
「へぇ〜！人懐っこいんだね〜！」
とAが葉弥果を撫でていると少女が突然、
「こんな女のどこがいいんだよ。あんなふわふわしてて…こんな女、征十郎様に相応しくないよ！」
と言った。
管理人は少女を怒ると僕に謝ってきて、それから少女を叱る。
Aを見ると俯いていて、やはり傷付いたのだろうか。
「お前何を言ったのかわかってるのか！」
「俺は本当の事を言っただけだ。征十郎様にはこんなふわふわした女似合わない」
と言うと管理人は腕を振り上げた。
そして乾いた音が響いたけどそれは管理人が狙った、少女じゃなかった。
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木戸藍楽(プロフ) - 愛華♪さん» ありがとうございます！！続編がただいま完成しました！！ (2016年2月13日 21時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
愛華♪ - 後編おめでとうごさいます！後編まってますっ！ (2016年2月13日 12時) (レス) id: 24d374edab (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！！私も書くのが楽しみです！ (2016年2月12日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 続編おめでとうございます！合宿編がとても楽しみです！ (2016年2月12日 7時) (レス) id: a23f47daff (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！私も早いと思います(笑) そうですよね！赤司様が夢主ちゃんを溺愛するお話になってきてるんですよ！そこにかなり私自身違和感があります(笑) でも夢主ちゃんを好きになってくださりありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2016年2月2日 11時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2016年2月2日 0時
