不登校＊932 ページ34
‐赤司side‐
鶏小屋に来ると鶏が鳴くがAは鶏小屋の前にしゃがみこんだ。
「元気だね〜、君達」
と話し掛けるA。
鶏と少し離れたところにウサギがいる。
管理人が少し離れたと思ったらAに何かを渡した。
Aはビクビクしながらも受け取り会釈をする。
そしてAは受け取った物を小屋の中に入れた。
どうやら餌の様だ。
「ウサギ見てもいいんですか？」
と聞いてくる。
「どうぞ」
と管理人が答えると隣の小屋に行き前にしゃがむ。
「こんにちは！はい、ご飯だよ〜」
と言いながらウサギに餌をやるA。
動物には簡単にあんな無邪気に笑えるのか。
人間にはなかなか見せることのない顔。
「ウサギと触れ合いますか？」
と管理人がAに聞くと僕を見た。
目では『触れ合いたい！』と訴えている。
本当に目は口ほどに物を言う。
「触れ合いたいらしい」
「ではそこのベンチに座ってください」
と指差す先にあるベンチにAは座った。
管理人は１羽のウサギを連れてくるとAの膝の上に置いた。
ウサギはすぐにAに懐く。
Aの手から餌を食べるウサギをAは可愛がる。
ウサギに嫉妬する僕は本当に心が狭い。
Aの隣に腰かける。
「ウサギさん可愛いですよね！」
「そうだね。でも僕からAを奪うなんて生意気だね」
と言うとAは「へ…？」と意味が分かっていないようだ。
Aの前髪を耳にかける。
Aは首を傾げるがすぐにウサギを可愛がる。
少し相手にされないだけで僕の気分は落ちる。
だから僕の前で例え動物でも楽しそうにしないでもらいたい。
と言うのは束縛が強すぎるな。
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木戸藍楽(プロフ) - 愛華♪さん» ありがとうございます！！続編がただいま完成しました！！ (2016年2月13日 21時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
愛華♪ - 後編おめでとうごさいます！後編まってますっ！ (2016年2月13日 12時) (レス) id: 24d374edab (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！！私も書くのが楽しみです！ (2016年2月12日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 続編おめでとうございます！合宿編がとても楽しみです！ (2016年2月12日 7時) (レス) id: a23f47daff (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます！！私も早いと思います(笑) そうですよね！赤司様が夢主ちゃんを溺愛するお話になってきてるんですよ！そこにかなり私自身違和感があります(笑) でも夢主ちゃんを好きになってくださりありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2016年2月2日 11時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2016年2月2日 0時
