検索窓
今日:11 hit、昨日:38 hit、合計:34,276 hit

不登校*891 ページ43

‐赤司side‐


「毎日は無理だね」
「う〜…」

と唸りながら僕に抱き付くA。

「嫌です……」

と言うA。
Aは昔が昔だからか、僕にくっ付きたがる。

頭を撫でて誉めれば嬉しそうな顔をするのだって、誉められた回数が少ないからだろう。


甘えるAも可愛いから僕は別に構わないけど。


「僕もAを抱き締められない日々なんて嫌だよ」
「それに征くんが他の女の子を好きになっちゃったら嫌です…」


と言うAを抱き締める。
Aから好きだと言ってくれる回数は少ないが、Aが僕を好きでいてくれるのはわかる。

こうやって自分から抱き付いてくるんだ。
僕を嫌いと言うことはないだろう。


「大丈夫だよ。僕はAだから好きなんだよ。A以外の女に魅力は感じられない」

と言って頭を撫でる。

「Aも僕以外の男を見るなよ?」

と言うとAは頷いた。


「うん……征くん…大好き」


と言うA。

可愛い。
Aの背骨が折れそうな程強く抱き締めたいが、Aが苦しそうだからやめておく。


「A…愛してるよ」

とAの頭に唇を落とす。
Aは僕を見上げると僕の頬にキスをした。


「え…?」
「嫌……でしたか…?」

と涙目で言われる。

反則。


「嫌なわけあるか。もっとしてほしいくらいなんだけど」

と言うとAは顔を赤くさせて僕の首に腕を回して抱き付く。

「も…やだ…」

と小さく聞こえるAの声。

そんなAの首筋に唇を這わすとAはビクンッと体をビクつかす。

不登校*892→←不登校*890



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。