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不登校*755 ページ7

‐赤司side‐

「姉ちゃんってどうやって書いてるの?」
「結構根本的なところからきたね。色々あるよ。『この作品なら面白い』って思う前に、設定を作っていくところは変わらないけどね」


と蒼太に言いながら何かを書いていくA。

Aの小説、面白かったら作り方は気になる。
長編から短編まで様々な作品があったがどれも面白かった。

でも恋愛小説は無かった。

なんて考えながら聞き耳を立てる。

「まずね、設定を考える時はジャンルと主人公の性別からが一番早いよ」
「ジャンルか……」
「蒼太なら友情系が良いんじゃないかな?私は違うけど、夏休み中に完成させるなら自分についてやるのが一番いいよ」

と言うなりパソコンを開いて何かを打ち込むA。

僕は黙って二人を見る。


「俺について…」
「そう、私だったらこんな設定にするかな」

と言いながらAはパソコンの画面を見せた。
成る程、設定を書き込んでいたのか。

「俺、姉ちゃんの頭のなかが気になる…」
「私も気になる」

とAは笑いながらまたパソコンの画面を見た。

普段あまり見ないいつもと違った真剣だけど楽しそうな横顔に、僕の口元は緩くなる。
それを隠すように紅茶をまた一口飲む。


「じゃあ姉ちゃん、設定こんな感じは?」
「ん?おお!今ざっと説明しただけなのに!」

蒼太のノートを覗き込むとAは笑った。
そしてAはまたパソコンに何かを打ち込んでいった。

「物語なんてね、自由思ったままを書けば良いんだよ!『こんな世界があったらいいなぁ』とか『こんな主人公かっこいいなぁ』とか。蒼太の感じたこと、思ったことをそのまま書き表すの。こんな感じにね」

とAはパソコンの画面を蒼太に見せるとふわっと微笑んだ。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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