不登校*754 ページ6
‐赤司side‐
「富田です。Aさん、よろしいですか?」
と富田の声が聞こえた。
「え、あ、はい!」
「失礼します。柳瀬くんここに居たんですね」
と富田は入ってくるなり言った。
「それよりなんの用だ」
「あ、そうでした。えっと…蒼太、さんが居らしてます。どういたしましょう?」
と富田は僕等のカップに紅茶を淹れながら言った。
蒼太が?
僕が疑問に思っているとAは「あっ」と思い出したように呟いた。
「なにか思い当たるのか?とりあえず蒼太を入れる事は許可する。この部屋に連れてきてやれ」
と富田に言う。
富田は「かしこまりました」と言うなり部屋を出ていった。
「蒼太がどうしたんだ?」
「えっと…実は自由研究で物語を書きたいから書き方教えてって言われまして……私のなかで唯一優れてるものだから、自信を持って教えれるから嬉しくて…」
と照れ笑いを浮かべるA。
その時またノックの音がして、Aは僕の腕のなかからスルリと抜けるとドアを開けに行った。
「うわっ…予想はしてたけどやっぱスゲー広い」
と蒼太の声が聞こえた。
僕はこれといって話すことはなかったので紅茶を飲む。
「さて、言ったものは持ってきたよね?」
「うん」
と話しながらAの使う机に向かう、Aと蒼太。
Aはパソコンを退かして蒼太に椅子に座るように言った。
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時