不登校＊793 ページ45
赤司さんが椅子を引いてくれたから椅子に座る。
「大体３年は離れるんだよな。A、君も一緒に洛山に来ないかい？」
「え……いやいやいや！絶対無理ですよ…！頭脳が足りませんって…！」
一瞬フリーズしたがすぐに機能した私の頭で最初に出てきた言葉は『レベルの違い』
だって頭の良い人ばかり通うような場所でしょ？確か。
それかもしくは推薦入学。
赤司さんはどっちでも行けるんだろうけど、私はギリギリどころか全く付いていけないだろう。
普通に受験しても受かるかどうかも危うい。
だったら学力より集中力重視の高校に入った方がいい。
「だよね……」
あからさまにシュン…とされると申し訳なくなる。
「ごめんなさい。せめて私が不登校じゃなく普通に勉強していればギリギリだったかも知れませんけど……」
「征十郎。我が儘を言ってAちゃんを困らすな」
と赤司さんのお父さんが言った。
赤司さんは「はい」と返事をしながら椅子に座った。
「ちょっとした冗談のつもりだったんだが……結構くるものだね…」
「え、じょ、冗談…？」
もっと冗談か本気か見極める力をつけないと…
でも赤司さんの落ち込み具合が半端じゃない。
なんか、本当にごめんなさい。
「Aは行ける学校に通えばいいさ。離れているからといって僕等の関係が無くなることはない。…そうだよな！？」
と私の両手を掴んで『そうだと言ってくれ』とでも言いたい様な目で私に言う赤司さん。
私は突然掴まれて聞かれてビックリして声が出なかった。
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます！！私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (
レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません！！ ありがとうございます！！頑張ります！！ (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい！あ、応援してます！頑張ってくださいね！ (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ！？そうでした！？すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年12月10日 15時
