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不登校*790 ページ42

少し掠れた様な声で赤司さんは言った。

「おはよう」

赤司さんは微笑むと私の手を握る。


「お、おはようございます……?正確にはこんばんは……?のような気もしますが…目が覚めたのならおはよう…?」

と言うと赤司さんはクスッと笑って起き上がった。
赤司さんは私の股を撫でて、


「疲れなかったかい?」

と心配してくれた。

自分から要求したのに心配してくれるなんて…
紳士過ぎますよ…


「あ、はい…多分……」
「多分…?」
「ずっとこの時間が続けばいいな…って考えてて…」


と言うと赤司さんは私の股を撫でる手がピタッと止まった。

赤司さんに掴まれていた手を見れば、結構赤くなっていた。


「赤司さん…?」
「あ…すまない。Aがそんなことを思ってくれるのが嬉しくてね。僕そんなに強く握っていたつもりはなかったんだが……すまない」


と今度は私の手に触れる赤司さん。

その優しさだけで嬉しいですよ。


「ぎゅっと掴んで離しませんでした。なんだか可愛かったです」

と言うと赤司さんは私の赤くなった右手にキスをすると、私を見た。


「可愛いは嬉しくない」

と拗ねた様に言う赤司さん。

「でも私、可愛い赤司さんも好きですもん」

と言うと赤司さんは私の手を口元に持っていきながら、目を逸らして、


「…なら……別に…でもやっぱりやだ」

と駄々をこねる子供の様に言う赤司さん。

可愛い

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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