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不登校*789 ページ41

赤司さんは寝ている筈なのに私の手を離さない。

私が抜けようとすればするほど強く握ってくる。
これ以上抵抗すると手の血が止まりそうだから止めよう。

止まる前に骨が折れそう。



でも赤司さん絶対手が辛いはずの体制で寝ている。

赤司さんの寝顔なんて滅多に見れない。
何をしてても私には赤司さんがカッコよく見えてしまう。


「私…こんなに赤司さんが好きなんだね……」


赤司さんと居れば居るほど痛感してしまう、赤司さんが大好きという気持ち。

こんな時間がずっと続けばいいのに……


それから数10分間私はただボーッとしているとコンコンとノックの音が響いた。
それでも起きない赤司さん。


「は、はい」


赤司さんの代わりに私が返事をする。

「柳瀬です。よろしいでしょうか」
「多分大丈夫だと思います」

と言うと柳瀬さんは入ってきた。

私達を見ると驚いた顔をしてから声を潜めて、

「お夕食のお時間ですよ」

と言われたので私もつられて声を潜める。


「わかりました。赤司さんを起こしてから行きます」

と言うと「かしこまりました」と言って柳瀬さんは出ていった。

私は左手で赤司さんの肩を叩く。


「赤司さん…起きてください。夕食ですよ〜」

と言いながら優しく叩くと、

「んんっ…」

と顔を歪めて唸る赤司さん。
左腕を目元に数秒当てると、腕をずらして私を見ると微笑んだ。


「おはよう」

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - そなさん» ありがとうございます!!私が夢主ちゃんを溺愛しすぎて赤司様のキャラに影響しているんですよね(笑) (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
そな - 主人公ちゃんぎゃんかわ(^q^) (2016年3月21日 23時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» 本当に力足らずの作者で申し訳ありません!! ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年12月19日 14時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - 木戸藍楽さん» あ、はい!あ、応援してます!頑張ってくださいね! (2015年12月19日 14時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 橙乃かりんさん» あれ!?そうでした!?すみません……恋愛物書いたことがないとしといてください……本当にすみません… (2015年12月19日 13時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月10日 15時

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